|
2023.04.16 第45号
歴史と文化を継ぐまちなみづくり―地域の魅力発見の旅へ―
“不思議な名まえ”のバス停を訪ねて
市営霊園への墓参りや,やどかり情報館に行くとき,私は大宮駅東口から「大谷県営住宅」行の国際興業バスに乗ります.開成高校を過ぎ芝川を渡り,「日大前」…「庚申塚」…「片柳郵便局」…「御蔵白岡」などを経て「向谷」のバス停まで.年に数回とは言え30 年以上このバスに乗っているので,ぼんやりアナウンスを聞くうちに“御蔵白岡って何だろう”と考えるようになりました.御蔵がこのあたりの地名というのは知っていましたが,白岡とは? と思ったのです.でも降りればすぐに忘れてしまうので,それはずっと疑問のままでした.その他にも見沼くらしっく館へ行く途中にあった「根木輪」,別の路線にあった「導守」や「与野道」も“不思議な名まえ”です.今回は,長らく疑問符がついたままだった“バス停の名まえ”を調べてみることにしました.
>>続きを読む
|
バックナンバーはこちらから