公益社団法人やどかりの里は,精神障害をもつ人たちが,地域で安心して暮らしていくために必要な生活にかかわる支援活動を推進しております.

エンジュ

enjyu20120624
〒337-0042
さいたま市見沼区南中野286-1
Tel.048-686-7875 Fax.048-686-7985

IMG_0185
本日のレシピ説明
IMG_3410
IMG_2700
IMG_2698
IMG_2695
P1010733
IMG_2916
IMG_2398
IMG_0185
本日のレシピ説明
IMG_3410
IMG_2700
IMG_2698
IMG_2695
P1010733
IMG_2916
IMG_2398

写真をクリックすると拡大表示します.

2023年度事業計画

・事業:就労継続B型
・定員:33人 現員59人

①事業について

 食事宅配事業については,住み慣れた自宅や地域で安心して暮らし続けられるよう,配達時の声掛けや見守り等を行い,必要な対応を行う.緊急時や一時的に配食が必要な方への対応をしつつ,食中毒や感染症,交通安全等の事故防止の強化を図る.
 昨今の国際情勢の混乱などの影響を受け,原材料価格やエネルギー価格の高騰が続くことで,4月よりお弁当価格改定を行う.安心安全な定期的なお弁当の提供とサービス向上の取り組みとして,お弁当利用者へのアンケートを行う.
 菓子製造販売については,希望するメンバーの技術向上を目指しつつ,定期的に製造販売を行う.
 軽作業については,働き手のペースに合わせた仕事を見直し,納期までにやり遂げる等の意識向上を図る.また,一事業所では担いきれない仕事は他事業所と連携して仕事を引き受けていく.

②労働を支える

 月1回の全体ミーティングの他,業務ミーティング,営業推進委員会などを行う.月1回のダイエットプログラムやラジオ体操などの運動プログラムを行う.
 地域イベントの参加を促し,地域とのつながりを意識した取り組みとイベントを通して,メンバー同士の支え合えるつながりづくりに取り組む.

2022年度事業報告

 定員33人.新規利用者8人.退所者12人(在宅7人,他事業所利用3人,転居2人),登録者59人

 「食」と「職」を通して,障害のある人の労働を支え,住民,ボランティア,自治体など多種多様な人たちとの協働の関係を築き,地域の人々から信頼されることを目指すエンジュとして25年目を迎えた.
 昨今の社会情勢の影響を受け,原材料価格やエネルギー価格の高騰によりお弁当価格の検討を行った.8月に硬貨両替手数料の値上げに伴い,支払方法を一括払いにする協力を依頼し,少しでもコスト削減に努めた.また,10月に道路交通法改定により安全運転管理者の選任と運転直後のアルコール検知器を用いてのチェックを行い,運転者に対する安全運転指導を行った.

1)事業について

(1)食事宅配事業

 昼食事業は,年間41,388食,1日平均174食,昨年度比101%となった.個別継続利用者が62件となった.2021年度に比べ中止者が増加.その理由として入院,施設等への入所.また死亡による中止も数件あり,利用者の高齢化が進んでいる.
 夕食事業は,年間37,131食,1日平均153食,昨年度比101%となった.当日宅配先変更や発熱対応による使い捨て弁当への対応など多様となり,配布メニューと異なる食材提供やお弁当の置き間違い等配達事故があった.

(2)菓子製造販売

 定期的に近隣幼稚園からの行事用のお菓子受注と週1回の小児医療センターでの販売を行った.行事やちょっとした贈り物など,お客様の要望に応えることができ,お菓子を通して地域と繋がり,自分が作ったものが売れる喜びから,仕事へのやりがいと技術向上につながった.

(3)軽作業

 請負仕事も9年目となった.上半期は,納期に追われながらも慌てることなく,メンバー同士で声を掛け合いながら取り組んだ.下半期からメンバーの休みが重なり,納期に間に合わないことから,請負仕事量を減らした.働きのペースに合わせた仕事の見直しの検討が必要となる.

2)労働を支える

(1)働く場の環境整備

 毎月10日に全体会議を行った.「来所時間について」「仕事時間外の過ごし方」「B型事業所のあり方」「物価高による賃金UP」など働きやすい職場を目指して話し合った.また,「トイレの使い方」「喫煙室のマナー」「水場の使い方」「空調の使い方」など気持ちよく働けるよう意見を出し合った.

(2)受付ミーティング

 受付業務を担っているメンバー同士での意見ややりづらさが生じたことから受付ミーティングを再開した.話し合い,情報共有があることで,スキルアップやモチベーション向上につながった.個人のやり方を追及するのでなく,業務が上手く機能するためのシステムについて考え,改善に取り組んだ.

(3)ダイエットプログラム

 毎月1回開催.3人が参加した.同じ目標に向けて励まし合いながら,これ以上健康リスクを増やさないための現状維持に努め,メンバーからの提案によるアメリカ地図を用いてウォーキング成果を視覚化し,楽しみながら取り組んだ.1日5000歩を継続した1人は,5㎏減の成果があった.月1回の振り返りで,「確認することが次に活かせる」と振り返った.12月には調理実習を行った.今後も健康でいるために結果を個別に把握し,市の健康診断を勧めた.

 2023年度,お弁当価格改定に伴い,お弁当利用者へのアンケートを行い,地域ニーズの把握とお弁当サービスの向上を目指していく.

PAGETOP
Copyright © 公益社団法人やどかりの里 All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.