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2022年度事業計画
事業:就労継続B型
定員:33人 現員63人
① 事業について
食事宅配事業については,食事を必要とする人に安心して届けられるよう,衛生面と感染予防対策の意識を向上させ,安心・安全な食事を提供する.また,物価の高騰に伴い,お弁当価格の検討を行う.
菓子製造販売については,定期的に製造できる態勢を整え,希望するメンバーの技術向上を目指す.
軽作業については,無理なく,ミスなく納品できるよう取り組み,一事業所では担いきれない仕事は他事業所と連携して仕事を引き受けていく.
② 労働を支える
月1回の全体ミーティングの他,業務ミーティング,営業推進委員会などを行う.月1回のダイエットプログラムやラジオ体操などの運動プログラムを行う.
COVID-19に配慮した上で,レクレーションなどの開催を目指し,イベントを通してメンバー同士の支え合えるつながりづくりに取り組む.
労働支援の現場で,ピアサポーターが活躍できる態勢を検討し,共に安心して働ける環境づくりを目指す.
2021年度事業報告
定員33人.新規利用者5人.退所者3人(在宅2人,入院1人).登録者63人.
安心安全な食事提供をするため,衛生管理の徹底とCOVID-19感染予防対策を行った.また,月1回の全体会議を通して情報共有と働くことで困っていることなど,1人1人にあった仕事を考え,話し合いを大事にした.学習にも意識した1年となり,きょうされん埼玉支部利用者部会(WA会)主催「SDGsってなに?障害者権利条約とどうつながっているか?」の学習会に参加した.その他,10月には3年ぶりに時給をあげることができた.
1)事業について
<食事宅配事業>
昼食事業は,年間41,151食,1日平均171食,昨年度比110%となった.
新規利用者21人.継続個別利用者71人.新規利用者の中には,COVID-19陽性者や濃厚接触者となり,急を要する注文依頼もあり,対面での受渡しでなく,使い捨て弁当箱を使用する配食対応を行った.また,宅配時に利用者の異変に気付き,利用者の一命を救うことができた.
夕食事業は,年間36,612食,1日平均150食,昨年度比106%となった.
社会福祉協議会との情報共有を常に行い,COVID-19による緊急時の対策を講じた.同様に,地域活動支援センターから発熱者対応の依頼もあり,緊急時の対応を行った.
<菓子製造販売>
近隣農家やメンバー家族からの菓子用材料提供があり,旬の味と栄養たっぷりの菓子製造ができた.菓子販売を通して,同業者との交流を持つことができ,菓子という嗜好品の存在の意義を感じ,関わる人たちのモチベーションをあげることができた.
<軽作業>
請負仕事も8年目となった.納期に追われながらも慌てることなく,且つミスを事前に防ぐため声を掛け合いながら,メンバー同士で仕事の手順や分担を行い取り組んだ.また,一事業所では担いきれない仕事は,あゆみ舎,すてあーずと協力して取り組んだ.
2)労働を支える
(1)働く場の環境整備
全体会議で1年を振り返る機会を持った.
「うつ状態からなかなか抜け出せない状態だったが,仕事に支障がないように頑張った」
「いろいろな仕事を任されるようになった」
「配達の仕事を通して,人との付き合いをより深くできた」
「仕事でお役にたてるようにしたい」
「コロナ禍で人と会えない中で,配達でお客さんに温かい声をかけてもらいうれしかった」
「コンスタンスに働けて,頑張って欲しいものが買えた」など,仕事へのやりがいを感じ,人とのつながりの大切さを感じた年となった.
(2)営業推進委員会
毎月1回開催.5人が参加した.お弁当利用者を増やす目的と地域で悩みを抱え暮らしている障害のある人に働く場があることを伝えるためのチラシ作成検討を行った.
(3)ダイエットプログラム
毎月1回開催.3人が参加した.「健康的な生活と食事を目指し,日々の生活の見直しに心がけるようになった」「なかなか思うように目標に近づけないが,健康への意識と努力の必要性は強く感じた」「控えるべき食材の知識を得て,常に意識するようになった」など1人1人が意識と努力をしていることが感じられた.今後も無理なく健康意識を持ち続け,食と運動習慣の改善をはかっていきたい.
3)地域への発信
在宅支援者の仕事として,「よみさんぽ」「エンジュ通信」を定期的に近隣に配布した.大和田特集号では,追加配布の声があるなど反響があり,配布者にとってやりがいとなった.