公益社団法人やどかりの里は,精神障害をもつ人たちが,地域で安心して暮らしていくために必要な生活にかかわる支援活動を推進しております.

エンジュ

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〒337-0042
さいたま市見沼区南中野286-1
Tel.048-686-7875 Fax.048-686-7985

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本日のレシピ説明
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2020年度事業計画

・事業:就労継続B型支援,就労定着支援
・定員:B型33人
・現員:B型66人,就労定着1人

 ① 事業について
・食事宅配事業
 昼食についてはここ数年営業活動に取り組めておらず,利用者減の傾向である.地域包括支援センターや近隣などへ営業を再開する.
・菓子製造販売
 定期的に受注が入り,「菓子作りに携わりたい」「技術をあげたい」というメンバーもおり,下半期より定期的に製造できる態勢を整える.
・軽作業
 厨房での仕事が不得手だったり,一時的に腰痛などがあるメンバーが主として取り組んでいる.ミスなく納品できるよう引き続き取り組む.
 ② 労働を支える
 月1度の全体ミーティングの他,業務ミーティング,他,学習会などを行う.
 ダイエットプログラムの継続に加え,月1回程度の運動プログラムを行う.
 ③ 地域への発信
 近隣に「よみさんぽ」や「エンジュ通信」を定期的に配布する.「配食ネットワーク見沼」など見守りのネットワークに参加する.
 ④ 家族との連携
 活動の情報共有や家族間の交流を図るため,通信のお届けや懇談を行う.

2019年度事業報告

 定員B型33人,就労移行6人(7月廃止),就労定着支援1人.新規利用者11人,退所者5人.
 登録者66人,就労定着1人(3月末).

 登録が1人のみだった就労移行支援事業利用者が,就労につながったことにより,7月末に廃止とした.8月より,就労に伴って生じている生活面での課題を解決し,長く働き続けられるようにサポートする就労定着支援を開始した.
 事業面では,「早い,おいしい,気持ちよい」をモットーに安心,安全な食事提供とともに効率的にかつ忙しくともコミュニケーションを取りながら,メンバー・職員1人1人の力を活かし,生産性の向上を図った.
 また,地域とのつながりを意識し,近隣に「よみさんぽ」や「エンジュ通信」を定期的に配布したり,自治会等のイベントに積極的に参加し,焼きそばや蒸し寿司などを販売し,喜ばれた.
 2月ごろからの新型コロナウイルス感染症対策の影響で,マスクなどの衛生品不足の心配から他事業所と協力して,軽作業の廃材紙からマスクを制作するなどで対応した.

1)生産事業

(1)昼食事業

 年間38,231食.1日平均160食の提供を行った.個別弁当利用者50人,外部事業所9か所,やどかりの里事業所11か所で,新規弁当利用者14人,中止利用者14人だった.
 5月に元号が令和となったことに伴い,祝日が続いたことや,外部事業所1か所の利用終了(9月末)などにより,昨年度より大幅な食数減(▼3,813食)となった.
 高齢者の新規利用者は14件と少なく,疾病を抱えている人の支援機関からの紹介で繋がったケースがほとんどだった.
 月1回の「ご当地グルメ」メニューは,世界をほぼ一周して日本に戻ってきた.自然災害による甚大な被害があり,応援の意を込めての千葉県の郷土料理や昔懐かしい昭和の運動会弁当をイメージした「運動会の思い出弁当」,新型コロナウイルスの影響で,外出もままならない毎日が続いていることで,お弁当で花見気分を感じてもらう「花見弁当」など工夫を凝らしたメニューも盛り込んだ.こうしたイベント食は好評で1回に226食提供する日もあった.

(2)夕食事業 

 年間34,448食.1日平均144食の提供を行った.さいたま市在宅高齢者等宅配食事サービス事業の見沼区・大宮区・緑区・北区の一部を受託した.他,やどかりの里の地域活動支援センターから食事支援業務を受託.また,近隣で食事制限が必要な人に提供を行った.
 新型コロナウイルスの感染症対策のため3月に予定していた宅配食事サービス事業に携わるボランティアを対象とした試食を兼ねたボランティア連絡会が中止となった.公共施設臨時休館による配達拠点の置き場や配送時間の変更などの対応に追われた.

(3)菓子製造販売

 例年注文をいただいている幼稚園や老人ホームからの注文もあり,定期的な製造・販売ができた.
 母の日や父の日,クリスマスなどの行事に合わせ,大量注文があった.また,小児医療センターのお弁当販売とともにお菓子販売を行った.携わっているメンバーから「更なる技術をあげたい」という声があがるなど,製造や販売にも意欲的となってきている.
 今後,ルーティンで製造できる体制を整え,意欲を大切にしながら売上にもつなげていきたい.

(4)軽作業

 歯科医院で使用するデンタルシートの袋詰めを行った.医院内で使用するため衛生的に行うことが求められる作業だ.週単位で作業量と作業内容を企業と相談し,受注した.主体的に取り組めるメンバーが増え,作業効率のための手順や分担の仕方などメンバーから提案されるようになった.メンバーといっしょに業者への納品を行い,企業との関係づくりにもなった.企業からの評価も上がり,優先して仕事を請け負うことができた.

2)障害のある人の労働を支える場として

(1)働く場の環境整備

 月1回の定例会議を開催した.3月に1年を振り返る機会を持った.
 「新しい仕事を任されて,ちょっとたいへんだが頑張らせいただいてありがたい.4月からの法改正(食品表示法)に向けてやらせてもらっているので4月までに何とか形を作りたい」
 「仕事をしていて,楽しいと思う時が増えた」
 「手が不自由だが,できないことはない.いろいろな仕事をやりながら,これならできると思って続けていきたい.これからもできる仕事が増えたらよいなと思う」
 「弁当の搬出,PC入力,いろいろやれる仕事が増えた.大きなミスもなくやれてよかった」
 「公的な仕事で休む以外は,休むことなく来られて自信になった.昼食の集計をしたり,新しい仕事も臨機応変に取り組めた.自分の思いがけない言葉で人を傷つけたのはショックだった.出張販売などいろんなことをやりたい」
 「働く時間を少しずつ延ばして,だんだんとこなせるようになった」
 「休まず来ているが,仕事のミスが多かった.改めて,ミスを少なくして働きたい」
 「仕事以外のことで迷惑をかけっぱなしで申し訳ないと思っている.働くこと自体楽しんでエンジュに来ている」

 休まず通えたことや曜日,時間を延ばしたことで自信に繋がった人.新しい仕事に挑戦することで知識や経験を得て,働くことを楽しみ,仕事にやりがいを感じつつあるといった発言が多かった.
 一方,急逝したメンバー,調子を崩し休みがちとなった人,事故やケガなどで休まざるを得ない人もいた.しかし,欠席者が重なり,人手が少ない中でも仕事に全力で取り組むメンバーの姿勢があった.

(2)受付ミーティング

 受付業務を担当するメンバーを対象に毎月1回定期的に開催した.担当者のシフト変更に伴い,受付は2人態勢から1人態勢となった.近くに相談できる相手がいることで慌てることなく,マニュアルに沿って1人で取り組めるようにもなった.また,自分が担当の日以外でも,担当の人が欠席した時など積極的にカバーし合った.
 「電話が鳴ると,今でもドキドキしながら受けている.お弁当の注文なのか,昼食なのか夕食なのか,聞き忘れて頭が真っ白になるときがある.電話対応は難しいが,失敗しても相手がかけ直してくれたり,助けてもらっている.忙しいときにいっしょにやってくれる仲間がいる」と振り返った.
 会議では,自分たちの意見を率直に言い合い,互いを助け合っていることを確認し,仕事を通して関係づくりの場となっている.

(3)ダイエットプログラム

 毎月1回4~6人の参加で開催した.ミーティングの他,10月に調理実習を行った.調理実習では,炭水化物を減らす目的があり,ご飯の代わりに豆腐を使ったカレー,油揚げのチーズ焼きを作った.どちらもレンジ調理で,簡単にできると好評であった.
 目標体重には近づくことがはできなかったが,各自,ダイエットの必要性を理解しており,長期の目標を立て,少しずつ,食習慣と運動習慣の改善につながることを目指していきたい.

3)今後に向けて

 弁当利用者が減っていることから地域への営業活動を再開していく.また,働くメンバーの仕事の幅を増やしていくため,伴走や見守りをしていかれるような環境をつくる.1人1人の課題や目標に向き合いつつ,生産力に結びつけていく.また,通所が難しくなったメンバーに,在宅ワークなど多様な働き方を検討していく.

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