公益社団法人やどかりの里は,精神障害をもつ人たちが,地域で安心して暮らしていくために必要な生活にかかわる支援活動を推進しております.

やどかり情報館

JYOHOKAN
〒337-0026
さいたま市見沼区染谷1177-4
Tel.048-680-1891~3
Fax.048-680-1894

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2020年度事業計画

・事業:就労継続支援A 型,B 型,就労移行支援の多機能型事業所
・定員:A 型15 人,B 型15 人,移行8人
・現員:A 型22 人,B 型17 人,移行1人

 ①  事業について
 やどかり出版:年度前半は委託での出版計画が重なっており,年度後半はJD事典ややどかりの里50周年記念出版などが事業の中心となる.継続的に営業活動を行う.
 やどかり印刷:法人内外の印刷を受注しながら,印刷機材のメンテナンス,技術力アップに努める.今後の事業展開について検討を進める.
 やどかり研究所:月1回程度の運営委員会を中心に活動し,ピアヘルパーの養成や定着の研究,やどかりの里50周年を記念した学習会等の企画運営案を担う.会員制のやどかり研究所のあり方について検討していく.
 やどかり農園:「エシカルな世界をめざして,私たちができること」をテーマに農と食を基軸とした多様な地域との連携を図る.無肥料自然栽培の実践,無添加乾燥野菜の製造販売,カカオ豆・カシューナッツのフェアトレード商品の開発,ライ麦ストローの製造販売を柱に働く場づくりを進める.収穫祭や味噌づくり,調味料づくり教室を開催し,農の特性を生かした地域交流拠点づくりを行う.地域の起業家と連携し,自然保全に関連するビジネスで,収益を生み出す仕組みをつくる.
 協働ネットワーク事業:「協働ネットさいたま」の構成メンバーとして,地域のネットワークを活かした協働の仕事づくりを行う.思い出の里植栽管理業務請負,青山苑ゴミ収集業務請負,埼玉スタジアム,リンガーハットの除草作業請負,苗木の挿し木作業請負,催事ポップコーン実演販売,地域交流イベントへの参加,近隣施設との交流会の開催,他業種交流,住民との交流の場に積極的に参加する.
 ピアサポート事業部:隔月にピアサポーターの研修会を開催し,ピアサポーター同士の経験の共有を通して,研鑚を重ねる.
 やどかり塾:入職3年目までの職員の研修と中堅職員の研修を実施する
 ②  労働を支える
 やどかり出版は,外注の仕事の増加に伴い,働くメンバーの募集を行うが,ハローワークなどでの求人を検討する.また,ピアサポート事業部では現在進めている「ピアサポーターの養成と定着」の研究チームと協力しながら,ピアサポート養成講座を開催し,ピアサポーターの養成と働く場の拡充に取り組む.やどかり農園でも多様な仕事づくりを進め,働く人を広く募集していく.

2019年度事業報告

 定員38人(A型15人,B型15人,就労移行8人),新規利用者(A型6人,B型3人,就労移行1人),退所者(A型1人,B型1人,就労移行5人),登録者(A型22人,B型17人,就労移行1人)(3月末).

 就労移行の利用者が増えず,事業の継続を検討したが,ピアサポート養成講座の次年度開催を検討しており,その関係で事業を継続することとした.2019年度は新たに3人のピアサポーターがグループホームを中心に働き始めた.建物は,昨年夏の台風時に雨漏りなどがあり,メンテナンスの必要性が高まった.また,久しぶりに日帰り旅行の企画を立てたが,新型コロナウィルスの影響で中止.2月,3月の各種イベントもことごとく中止になるなど,出版事業でも農園事業でも販売機会を失った.

1)やどかり出版

 JD『障害と福祉事典(仮称)』,やどかりの里50周年記念出版など,やどかり出版にとって大型企画の準備を進めた.また,テープ起こしはこれまでの仕事内容が評価され,大幅に受注が増え,きょうされんアンケート入力も受託した.『響き合う街で』の特集では公開座談会を実施し,多くの参加者を得た.また,昨年に引き続き第35回体験発表会「ピアサポーターって何」をテーマに開催し,60人ほどの参加があった.ブックレットは複数の企画が同時進行し,外注の出版も多数受注した.

(1)編集部

 ① 単行本
〈単行本一覧〉
・JDブックレット4『障害のある人と優生思想』2019年11月
・プラクティス2『精神保健福祉士(PSW)の魅力と可能性 精神障碍者と共に歩んできた実践を通して 第3版』(2刷)
・リーフレット「明けない夜はない」(2刷)
・『いのちの地域ケア 第3版』(2刷)
・JDブックレット1『私たち抜きに私たちのことを決めないで』(9刷)を重版
〈外注・自費出版〉
・「精神障害者の地域移行に関する調査研究報告書」2019年4月
・「日本精神保健福祉学会プログラム要旨集」2019年5月
・『共に創りあうソーシャルワーク』2019年7月
・「PPST Bulletin Vol.1」2019年8月
・『キャリアデザインハンドブック』2020年3月
 ② 雑誌『響き合う街で』
 89号「やまゆり園事件から3年のいま 優生思想の源流をたどる」,90号「権利としての『健康』を学び・実践しよう」,91号「精神医療改革の理念と哲学 国際的水準に学ぶ」,92号「私たちの権利・尊厳・平等 障害者権利条約で検証する」を刊行.企画・制作態勢の再編により刊行ペースを取り戻した.
 ③ 営業チーム
 消費増税対応,出張販売,内部営業,棚卸など,販売促進と在庫管理にメンバー主導で取り組み,着実に成果を上げている.

(2)文化事業部

 看護・福祉系学生の体験研修や家族会の見学会(12団体,378人)を受け入れた.長年研修に来館していたさいたま赤十字看護専門学校が2020年3月末で閉校になった.体験研修は,やどかりの里の各部署の職員とメンバーの講師の協力で多くの学生を受け入れてきた.今年度は新たな講師1人を迎え,メンバーの講師派遣依頼にも対応した.体験交流会を4回行い,講師の養成にも努めた.

2)やどかり印刷

(1)印刷・製本部門

 法人内外から受注しながら,技術力アップに努めてきた.印刷機のメンテナンス,修理もメンバーが担っている.印刷物は,外部183件,内部76件,年賀状41件を受注.大量印刷や4色刷等の受注は外部業者とも提携し,いずれも納期を守ることができた.

(2)DTP・CTP部門

 年度末,製版するための機材が故障し刷版できない状態になった.古いため修理不能で,急遽バージョンアップの準備を進めた.版下は,InDesign,Illustrator,Photoshopなど専門ソフトで作成し,担当者の力量形成,技術力アップに努めた.

(3)ITソリューション部門

 外部,内部のWebサイトの管理を請け負った.外部からのサイトのバージョンアップや新規相談に対応した. Webサイト制作の要望に対応できるように,価格提示できるようにした.

(4)営業部門

 取り引き先への配達はメンバー,職員で分担し,メンバーの仕事としていった.
 報告書,名刺,リーフレットなど,新規顧客が広がり,昨年度よりも受注が30件程増えたが,時期により作業量に変動があるため年間通して平準化することが課題である.

3)やどかり研究所

 会員制のやどかり研究所の役割・使命,今後について検討することになったが,十分には議論できず,次年度に持ち越しになった.やどかりの里の総会後の学習会で「夜明け前」の上映会とトークショーを実施したことを皮切りに市内のきょうされん加盟事業所と協力し,8区での上映会が実施され,協力した.
 大同生命厚生事業団の助成を受け,11月から「当事者との協働による地域精神保健活動におけるピアサポーター養成と定着のための研究」を進めた.1月からは,ファイザープログラム心とからだのヘルスケアに関する市民活動・市民研究支援の助成により「見沼の文化とSDGsを意識した共同創造のソーシャルファームづくり-1」のプロジェクトが開始.研究所運営委員が中心的な役割を担っている.

(1)プロジェクト見沼

 今年度はさいたま市内の再開発や競争入札の動向に注目.ファイザープログラムの取り組みも共有している.見沼の歴史や文化,市民活動に着目し,新たなつながりづくりを意識した.
 「大宮見沼よみさんぽ」では,今年度から写真家の柿内未央さんに表紙を担当していただいた.食を通年のテーマとし市内の人・活動に着目し,地域での関係性を深める機会ともなった.

(2)学習会・サロン

 ① 「夜明け前」上映会
 2019年6月8日(土)市民会館おおみや.スライドショー「夜明け前」とトークショー(加藤康士さん,佐藤晃一さん,萩﨑千鶴さん,大澤美紀さん)の企画運営
 ② やどかり研究所サロン
 2019年12月14日(土)開催.講師:小島卓也先生(大宮厚生病院)テーマ「統合失調症の根っこは」

(3)やどかり研究所報告・交流集会

 2020年3月7日(土)に予定していたが,新型コロナウィルスの感染拡大の影響を鑑み中止.演題報告は『響き合う街で』8月号で誌面報告を予定している.

(4)調査・研究協力

 5件の調査研究に協力した.
・国重智宏さん(帝京平成大学現代ライフ学部人間文化学科)「地域移行支援における相談支援員と長期入院精神障害者のかかわり」
・山田裕貴さん(大正大学大学院人間学研究科社会福祉学専攻)「精神障害のある人の居場所感とパーソナル・リカバリーとの関連」
・宇賀野由夏さん,小池一緋さん,周郷雅也さん,田邉直樹さん(大正大学4年生)「高齢期の精神障害者の地域生活支援を考える」
・関根優紀さん(東洋大学4年生)「精神障害者における福祉的就労の実際とその課題」
・都丸佳菜子さん(東京家政大学4年生)「所得保障としての障害年金制度」
 

(5)ピアサポーター養成と定着の研究

 前述の大同生命厚生事業団の研究助成を受け,実際にピアサポーターとして活動するメンバー3人と職員3人で研究チームを組織した.次年度に継続する研究であり,やどかりの里内外のピアサポーターの体験を聴き取り,ピアサポーターの養成に必要な要素,定着のために大切なことなどを抽出していく.また,スコットランドのガイドラインなどを学び,2020年度に予定しているピアサポーターの養成講座の企画・運営に役立てていく.

4)やどかり農園

 無肥料自然栽培5年目を迎え,雑草害,養分欠乏が顕著になり収穫量が著しく減少した.また,今年は夏が遅れて始まり,秋まで夏がずれ込んだような気候と,その後の台風15号に伴う暴風や,19号による冠水など,自然災害による被害も大きかった.
 畑の地力の回復のほか,年々大型化する台風や猛暑などの気候変動に合わせて,育て方や考え方を柔軟に変えていく必要がある.

(1)畑作業

 今年度は,明石農園での実習や施設外就労を実施せず,やどかり農園が借りている約5反の畑で39品目48品種の野菜を栽培した.収穫できた野菜の一部を乾燥加工し,残りは,販売を委託しているあゆみ舎や弁当の食材としてエンジュに納品した.

(2)農産物加工

 ① 農産物の加工・販売
 さつまいも3品種を干し芋に,果実系野菜21品種を乾燥野菜として販売した.また,食品表示法に準拠した表示ラベルの改良に取り組んだ.
 ② 外部委託作業
 外部団体から乾燥しいたけ,乾燥きくらげ,乾燥ねぎ,乾燥パパイヤの製造を委託され加工した.
 ③ 外部団体との共同作業
 ワールドサポートプロジェクトと連携し,ベトナム産のカカオ豆とカシューナッツをフェアトレードで輸入,ヒールアップハウス晴れ晴れと共同で,クッキーとカカオポップコーンの商品開発を行った.

(3)販路,仕事の開拓

 Aprum Kichen Worksのグラノーラに乾燥果実の提供,武蔵野銀行,毎日興業,無添加計画に麦ストローの試作品販売,長谷川廣商店と岩槻ねぎの乾燥の作業請負契約,しょうがのむしとクラフトジンジャービア製造に関する意見交換など,新たな取引先の開拓と仕事づくりに取り組んだ.

5)協働ネットワーク事業

 
 近接の施設と連携し,共同受注や販路拡大等相互に共同できる事業の推進に取り組んだ.

(1)共同受注

 さいたま市営霊園の植栽管理業務請負,埼玉スタジアム,リンガーハット,スペース24(コインパーキング)の清掃・除草業務請負,苗木の挿し木作業請負

(2)共同販売

 カカオ,チョコレート関連の商品開発と相互販売,フェアトレード商品の相互販売,地域交流イベントでの模擬店共同出店

(3)交流イベント

 近隣施設とのバーベキュー交流会,自治会夏祭りや地域イベントに参加しポップコーンの実演販売

6)ピアサポート事業

 サポートステーションやどかり,グループホーム,あゆみ舎,すてあーずに6人を派遣.法人内のピアサポーター2人も含め,月1回研修会を開催している.また3か所の活動支援センターの夕食の宅配に5人が従事.ピアサポーターへの期待が高く,その定着と養成に努めた.

7)やどかり塾

 入職1年~3年までの常勤職員の研修を実施.今年度は新たにコミュニケーションスキルについての研修を導入部分で行った.次年度に向けて中堅職員の研修企画を検討した.

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