公益社団法人やどかりの里は,精神障害をもつ人たちが,地域で安心して暮らしていくために必要な生活にかかわる支援活動を推進しております.

大宮中部活動支援センター

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〒330-0834
さいたま市大宮区天沼町2丁目956
Tel.048-643-2624 Fax.048-643-2655

2018年度事業計画

 登録者は39 人.平均年齢は56.8 歳.
 糖尿病や高血圧等の生活習慣病や加齢等による身体機能の低下がみられ,在宅中心の生活を送る人が増えてきている.今年度は,登録者の日常生活支援や安心して過ごせる憩いの場づくりを行いながら,登録者それぞれの人生や生活に寄り添い,ニーズや課題の把握を進め,必要な活動や支援環境づくりを行っていく.また,登録者同士が交流を深めたり,やりたいことを実現できたり,健康を守って暮らしていけるために,行事や活動の企画運営,グループ活動,ランチづくり,TUBETIMES の発行など,話し合いを基盤に取り組む.

2017年度事業報告

登録者:39人

1)登録者の状況

 平均年齢56.8歳(40歳以上34人<約87%>).男性18人,女性21人.家族同居9人(23%),単身生活者18人(46%),グループホーム利用者10人(26%).夕食宅配利用者14人(36%).休息や外出の機会にしたい,夕食宅配の利用などのニーズがあり,見学5人,試験利用5人,新規登録4人であった.

2)今年度の取り組み

(1)健康課題の改善に向けての取り組み

 精神疾患に加えて糖尿病や高血圧等の生活習慣病,身体機能の低下がみられる人が増えている.健康課題に対応できるよう,健康増進プロジェクトチームの保健師などと連携しながら支援環境を整えてきた.健康面での自己管理が難しい人もおり,健康や命を守ることの大切さを共有しながら,軽い負荷で運動ができるテレビ体操や個別での血圧や体重計測の機会を設け,健康への意識を育み,維持,改善ができることを目指した.また,バランスのよい食事を摂る機会として,夕食宅配サービスを14人が利用した.

(2)ニーズに応じた活動づくり

 日中活動や仲間と交流する機会として,ホットサンドやランチづくり,映画鑑賞会,散歩の活動「ひよこクラブ」,日頃の思いを気兼ねなく語り合える場として「お茶の会」を引き続き開催した.また,センター内でカラオケを楽しみ,交流の機会を設けた.活動に参加することで生活や交流の幅が広がり,気分転換や楽しみの機会となっている.

(3)地域との交流に向けた取り組み

 地域の人と交流できる機会をつくりたいと他の地域活動支援センター(以下,地活)と合同で話し合いを重ねた.地域のイベントへの出店準備や合同一泊旅行を開催するなど,顔の見える横のつながりを育む機会となった.また,「里っこまつり」で販売した手芸品をみんなで作る活動を継続したいと「クラフトCafé」の活動を開始.センター内の飾りつけを考案するなど,創作品のバリエーションを広げ,参加者の趣味や特技を活かせるよう工夫した.ゆったりとした雰囲気の中,交流を深める機会にもなっている.

(4)情報発信や意見交換する機会をつくる

 月例ミーティングを継続し,社会情勢の学習や活動の検討,生活に関する内容など身近なテーマで語り合い,意見交換をした.季節の行事に加えて「温泉に行きたい」「梅まつりに行きたい」などの声を実現するため,登録者とともに企画,実施した.また,地活の取り組みを載せた情報紙「TUBU TIMES」を年4回発行し,登録者へ活動情報を発信した.

3)今後の課題

 多様な生活のしづらさを抱えて暮らしている人たちに対して,それぞれが望む暮らしを共有し,1人1人の状況に合わせた支援態勢づくりが必要である.年を重ねても豊かに暮らせるよう,安心してのんびりと過ごせる憩いの場の機能は大切にしつつ,地域の人やさまざまな機関とのつながりの中で地活の役割を整理し,メンバーと語り合いながら活動を展開していくことも課題である.
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