公益社団法人やどかりの里は,精神障害をもつ人たちが,地域で安心して暮らしていくために必要な生活にかかわる支援活動を推進しております.

浦和活動支援センター

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さいたま市浦和区常盤9-19-5 岩淵ビル3-C
Tel.048-835-5020 Fax.048-835-5021

2020年度事業計画

 登録者は55人,家族と同居している人は約半数,平均年齢は50歳.登録者への日常生活支援,日中の居場所や仲間づくりの場として機能する憩いの場の提供,登録者及び地域に住む障害のある人や家族のニーズに基づいた活動づくりを行う.特に家族以外の人との関わりの機会を増やすため,少人数での活動を意識して取り組む.また,昨年度に引き続き浦和地域で必要とされている活動を模索し,他の機関とも意見交換を行う.

2019年度事業報告

登録者:57人

1)登録者の状況

 平均年齢50歳(40歳以上48人<84%>).男性34人,女性23人.家族同居35人(61%),単身生活16人(28%),グループホーム6人(11%).日中に通える場や相談できる場がほしい,友達をつくりたいなどの要望が多く,見学19人,体験利用21人(2018年度の見学者も含む),新規登録15人であった.

2)今年度の取り組み

(1)居場所としての憩いの場づくり

 日中に通える居場所の1つとして,必要な相談に対応し,安心して過ごすことのできる憩いの場づくりを行った.日常的な会話や関わりの中で,1人1人の思いや気持ちを受け止め,寄り添いながらニーズを掘り起こせるよう意識した.また,誰もが気持ちよく過ごせる場とするため,利用の際のマナーを確認し,環境整備などについてもミーティングで話し合う機会をもった.

(2)仲間とのつながりを深める活動

 恒例の季節行事に加え,映画について語り合う会を定期開催.読書会については,自分の好きなものを紹介し合う「○○カフェ(まるまるカフェ)」に方向転換し,新たにスタートを切った.趣味を通し,話すきっかけづくりや仲間との交流を深める機会となっている.
 月1回の「浦和ミーティング」では,各種イベントの企画や検討,社会情勢などの学習を行った.メンバーと職員が共同で編集を行う「浦和かわら版」は,来所が少ないメンバーにも情報が届くよう,意識して作成した. 

(3)地域とのつながりを深める活動

 散歩の会を週1回実施し,北浦和周辺に詳しいボランティアと歩きながらさまざまな場所を訪ねた.皆で歩くことによって新たな発見に繋がり,四季折々の自然,まちの歴史や伝統に触れる機会となっている.また,地域イベントや,法人行事準備にも積極的に参加した.

(4)個別の課題に対応する支援

 内科疾患などの健康課題,病気や薬との向き合い方,憩いの場での過ごし方などの個別の状況に対し,面接や受診同行を行い,関係機関と連携しながら支援を行った.来所することが難しいメンバーには,電話や訪問で対応した.また,バランスの良い食事をとる機会として,水曜日のランチづくりや夕食宅配サービスも行った.

3)今後の課題

 メンバーや見学・体験者の中には,日中に通える場が欲しい,人との交流を持ちたいという希望者が多かった.しかし一方で,周囲の人に対する緊張から,うまく会話に入れないという相談も多い.人との距離感がうまくつかめない人や,これまでの経験から,人と交流することに苦手意識をもっている人などが,徐々に在宅中心の生活に移行していく場合もある.再び周囲の人と信頼できる関係を築き,対話できるきっかけや機会をどのようにつくっていくことができるか,今後の課題である.

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