公益社団法人やどかりの里は,精神障害をもつ人たちが,地域で安心して暮らしていくために必要な生活にかかわる支援活動を推進しております.

エンジュ

enjyu20120624
〒337-0042
さいたま市見沼区南中野286-1
Tel.048-686-7875 Fax.048-686-7985

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本日のレシピ説明
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2018年度事業計画

・事業:就労継続支援B型,就労移行支援
・定員:B型30 人,移行6人
・現員:B型64 人,移行2 人
・作業内容:昼食・夕食弁当製造・宅配,会議等の弁当製造販売,菓子製造販売,軽作業
 ① 事業について
 弁当製造販売は,安心安全な食事を安定して提供できるよう,業務の標準化を図りつつ営業活動に力を注いでいく.
 菓子製造販売においては,ルーチンで製造できる態勢を整えていく.
 ② 労働を支える
 月1度の定例ミーティングの他,業務ミーティング,他,事業展開についての話し合いや互いに知り合うミニ体験発表会など行う.ダイエットプログラムの継続に加え,月1回程度の運動プログラムを行う.
 ③  企業就労に向けて
 法人横断的に,就労に向けたプログラムを行う.
 ④ 地域への発信
 近隣に「よみさんぽ」や「エンジュ通信」を定期的に配布する.「配食ネットワーク見沼」など見守りのネットワークに参加する.
 ⑤  家族との連携
 活動の情報共有や家族間の交流を図るため,通信のお届けや懇談を行う.

2017年度事業報告

 今年度の活動は,定員36人(B型支援30人,移行支援6人)として運営した.新規利用者15人(B型支援11人,移行支援4人),退所者16人(B型支援8人,移行支援8人),就労者1人,現員66 人(B型支援64人,移行支援2人)となった(3月末).
 1997年に開設し,2012年に南中野への移転を経て,20年という節目を迎えることができた.7月に20周年を祝う企画を行った.
 今年度は,夕食宅配事業の受託コースが増える見込みがあったことから,年度初めに,事故のない体制を整えること,改めてエンジュで働く時に大切にしたい8か条「一致団結」「体調管理を心がけましょう」「他者を傷つける言動を慎みましょう」「あいさつをしましょう」「身だしなみを心がけましょう」「節電・節水をしよう」「火元・戸締りに気をつけましょう」を共有した.毎月10日に行われた会議では,職場環境の整備や改善,メンバー同士とメンバー職員間でのチームワークの重要性を求める積極的な発言がメンバーからあがった.多様な働き方に応える事業所として活動した1年となった.

1)生産事業

(1)昼食事業

 年間39,658食,1日平均166食の提供を行った.新規弁当利用者は30人,中止利用者23人,個別お弁当利用者数67人,外部事業所5か所,やどかりの里事業所10か所に提供をした.
 地区社協や他福祉施設からの紹介で,イベントや会議時の弁当の注文も多かった.月1回の「世界のグルメ」メニューは,利用者から楽しみにしているとの声や調理法の問い合わせなどがあった.1回に240食という過去最高の食数を提供する日もあった.
 新規利用者の特徴としては,高齢者だけでなく,何らかの障害があって利用を始めた人も多かった.試験的に1~2回利用し終了する方もいたが,継続している人は大半が毎日型(月~金)で利用している.土・日曜の提供がないことで中止した人もいた.

(2)夕食事業

 年間32,251食,1日平均132食の提供を行った.さいたま市在宅高齢者等宅配食事サービス事業の見沼区・大宮区・緑区の一部の受託に加え,企業の宅配事業の撤退により,7月より大宮区と北区の一部を受託した.
 他,引き続きやどかりの里の地域活動支援センターから食事提供業務を受託,また,近隣で食事制限が必要とされている方に提供を行った.
 さいたま市の宅配食事サービス事業の追加受託は,これまでの実績を踏まえての依頼であった.食数は増えたが配達コースが増え,配達要員の確保が厳しい状態が続いている.

(3)菓子製造販売

 例年注文をいただいている地元の幼稚園のお誕生日用クッキーや,老人ホームで毎月開催するお茶会用のお菓子などオーダーが入り, 定期的な製造・販売につながった.計画的に生産することができたが,現体制では,生産が追い付かず,全ての注文を受け入れられないことが課題となった.

(4)軽作業

 歯科医院で使用するデンタルシートや検査用使い捨てパンツなどの袋詰めを行った.どれも病院内で使用する商品のため衛生的に行うことが求められる作業である.週単位でノルマを達成する仕事でもあり,メンバーは真摯に作業に取り組んでいる.また,検品作業時にミスを未然に防ぐなど責任もって取り組んだことが企業側からも評価を得ている.

(5)配食ネットワーク見沼への参加

 4か月に1回,見沼区内の配食ボランティア団体,さいたま市西部圏域地区の地域包括支援センター,さいたま市社会福祉協議会見沼区事務所担当者とで各活動の情報交換を行った.介護保険法改正に伴い圏域エリアが分かれ,エンジュは西部圏域エリア外となったが,配達先エリアが重なることもあり,引き続き継続して参加した.宅配を必要とされる高齢者は増えつつあるが,ボランティア団体の人員不足,高齢化,後継者不足などが深刻な課題となってあがっている.

2)障害のある人の労働を支える場として

(1)働く場の環境

 2月,月1回の定例会議で,1年を振り返る機会を持った.
 「あっという間の1年で,マイナスなこともあったが,充実した1年でもあった」
 「モチベーションが下がった時に配達に行き,元気づけられ勉強にもなった」
 「納得がいかない1年であった.もっと時間を増やし働きたい」
 「居心地がよい.時々おびえて,仕事も手につかないことを克服したい.何かにおびえることにさよならしたい」
 「午前から働けなくて苦労していた.午前から働くようになり良い方向になればと思う」
 「給料をもっともらいたい」
 「人間関係に気をつけて,バランスを取りながら長く続けていきたい」
 「仕事のブランクがあり仕事に対して怖かった.温かく迎えて,優しく教えてくれた」
 「自分のことばかり考えてしまう.みんなのことを思って働きたい」
 振り返りの中で,体調を崩しながらも何とか休まず1年を通して働けたメンバーが大半を占めていた.前向きな意見や希望など自分の意見を言い合える関係になりつつあり,団結力が高まった1年だった.

(2)受付ミーティング

 受付業務を担当するメンバーを対象に毎月1回定期的に開催した.受付業務も多岐に渡るので,午前中の受付を2人態勢で行い,互いに協力し合い業務に取り組んだ.業務の標準化と仕事の効率を上げるための役割分担の方法を中心に話し合った.曜日ごとに組む相手が異なるため,受付メインの仕事と補助的に行う仕事に分け,チームワークで取り組むことを意識した.

(3)ダイエットプログラム

 第7期(2016年12月~2017年6月),5人参加.メンバーの希望で運動を2回取り入れた.
 第8期(2017年7月~2018年1月),6人参加.ウォーキングを中心に運動を目標とした.治療的食事管理が必要なメンバーが途中から参加.皆で支え合いながら実施した.
 第9期(2018年2月~8月予定),6人参加中.なるべく多くの運動を取り入れることを目標とした.2月にエンジュ2階ホールでテーブル卓球を行った.開始10分程で額に汗し,参加者にとって大きな運動量となった.「毎日やりたい」「久しぶりに体を動かした」「他の人も交えてやれたらいい」と感想があった.参加者の体重の変化はさほどなかったが,会を重ねるごとにそれぞれに変化が見られた.何事も経験が必要であると感じた.経験をしてみないとわからないことや積極的にいろんなことにチャレンジしていくことが大切であると考えさせられた.

(4)20周年記念特別企画

 1997年7月に宅配事業が開始したことを記念して,7月1日「お疲れさん会」を開催した.メンバー,家族,職員,総勢64人が集まり,エンジュ弁当を囲んで,20年の軌跡やメンバー全員への勤続表彰,ボランティアへの感謝状贈呈などを行い,労ねぎらい合った.
 また,今年は例年行う旅行の他に,メンバーからの希望で,1月に東京ディズニーランドへ日帰りで出かけた.企画もメンバーが率先して行い,「来年も行きたい」「今度はディズニーシーに行きたい」と好評だった.
 活動を築いてきた人たちを知る機会として,ミニ体験発表会を隔月に1回,計4回行った.これまで携わってきた人たちの発表は,自らの体験と話を重ね合わせ,共感を得る会となり,回を重ねるごとに積極的な感想が出るようになった.次年度も継続していきたい.

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