公益社団法人やどかりの里は,精神障害をもつ人たちが,地域で安心して暮らしていくために必要な生活にかかわる支援活動を推進しております.

エンジュ

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〒337-0042
さいたま市見沼区南中野286-1
Tel.048-686-7875 Fax.048-686-7985

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本日のレシピ説明
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2018年度事業計画

・事業:就労継続支援B型,就労移行支援
・定員:B型30 人,移行6人
・現員:B型64 人,移行2 人
・作業内容:昼食・夕食弁当製造・宅配,会議等の弁当製造販売,菓子製造販売,軽作業
 ① 事業について
 弁当製造販売は,安心安全な食事を安定して提供できるよう,業務の標準化を図りつつ営業活動に力を注いでいく.
 菓子製造販売においては,ルーチンで製造できる態勢を整えていく.
 ② 労働を支える
 月1度の定例ミーティングの他,業務ミーティング,他,事業展開についての話し合いや互いに知り合うミニ体験発表会など行う.ダイエットプログラムの継続に加え,月1回程度の運動プログラムを行う.
 ③  企業就労に向けて
 法人横断的に,就労に向けたプログラムを行う.
 ④ 地域への発信
 近隣に「よみさんぽ」や「エンジュ通信」を定期的に配布する.「配食ネットワーク見沼」など見守りのネットワークに参加する.
 ⑤  家族との連携
 活動の情報共有や家族間の交流を図るため,通信のお届けや懇談を行う.

2018年度事業報告

 定員39人(B型33人,就労移行6人).新規利用者(B型11人,就労移行3人).退所者(B型15人,就労移行3人)で登録者59人(B型58人,就労移行1人).(3月末)
 障害福祉サービスの報酬が4月から改定された.報酬改定によって「成果主義」が強調され,「生産性」や「効率性」を現場に求め,同時に大きな減収が見込まれた.昨年度B型利用実績7,669人,今年度7,917人と248人増の利用となった.障害のある人の「働くこと」を保障するうえで,障害の状況や特性に応じて労働日数や労働時間の合理的配慮する必要性を重視している. 成果主義中心の報酬基準は,障害のある人の利用を妨げる方向になりかねなく,厳しい事業運営となった.
 きょうされんTOMOの取材を4月に受け,お弁当宅配でなく,地域とのつながりのある事業報告を行った.きょうされんの報酬改定関連で,1月にNHKニュースに取り上げられ,事業所とメンバーが取材を受けた.
 2017年度,夕食事業の受託が増え,配達員不足問題から機関紙等で配達員のお願いをした.会員の方や家族会から反響があり,協力をいただいた1年となった.

1)生産事業

(1)昼食事業

 年間42,221食.1日平均177食の提供を行った.個別弁当利用者50人,外部事業所5か所,やどかりの里事業所10か所,新規弁当利用者26人,中止した利用者24人.
 新規利用者は,高齢者の利用は少なく,食事制限が必要とされた障害のある人や金銭管理が困難となり食事の手配を先にできないかという支援機関からの相談ケースが増えた.紹介者は,地域包括支援センターから病院のワーカーやヘルパーからの問い合わせと変化してきた.
 月1回の「世界のグルメ」メニューは,ギリシャ,シンガポール,オーストラリア,タイ,チリ,ポーランド,フランス,韓国,オランダ,フィリピンと10か国.他,防災の日にちなんでカンカンライス,敬老メニュー,お彼岸メニューなど季節を感じる食を味わうメニューで1回に235食提供する日もあった. 

(2)夕食事業 

 年間33,255食.1日平均137食の提供を行った.さいたま市在宅高齢者等宅配食事サービス事業の見沼区・大宮区・緑区及び北区の一部を受託した.他,引き続きやどかりの里の地域活動支援センターから食事支援業務を受託.また,近隣で食事制限が必要な人に提供した.
 食事制限が必要な人が増え,ご飯のグラム変更や刻み食,おかゆ食といった対応が増え,即日対応を心掛けた.一方で,好き嫌いによるキャンセル,当日のキャンセルが多く,事務対応が追い付かず,注文のミスが多かった.利用者が離れていかないようミスの原因と防止策を検討する必要がある.

(3)菓子製造販売

 例年注文をいただいている幼稚園や老人ホームからの注文もあり,定期的な製造・販売ができた.
 近年の健康ブームもあり,健康効果のある朝食やおやつにもなる「グラノーラ」を製造・販売した.注文があった時など限定的な販売であったが,思わぬところから注文があるなど好評を得ている.今後,ルーティンで製造できる体制を準備していきたい.

(4)軽作業

 歯科医院で使用するデンタルシートやクロストレイなどの袋詰めを行った.どれも医院内で使用するため衛生的に行うことが求められる作業であった.週単位で作業量と作業内容を企業と相談し,受注した.自主的に取り組めるメンバーが増え,作業効率のための手順など提案が出るようになった.メンバーといっしょに業者への納品を行い,企業との関係づくりにもなった.企業からの評価も高く,試作品などの仕事も随時相談されるようになった.

2)障害のある人の労働を支える場として

(1)働く場の環境整備

 月1回の定例会議を開催した.3月に1年を振り返る機会を持った.
 「休みが多かった.仕事は一生懸命やっているが,頑張った後に休んでしまうことがないように努力したい」
 「入院して迷惑をかけた.体調管理をして仕事に穴をあけないようにしたい」
 「心に余裕をもって過ごしたい」
 「1日,1週間,1か月,1年と早く感じた.ときめいて仕事をしたい」
 「事務仕事だけだったが,厨房の仕事に入れるようになり頑張った」
 「100%休まず来られた.今後も充実した仕事がしたい」
 「働く時間は短いが,休まず来れている.今後はA型事業所に行くことが決まっているが,たまにエンジュに顔を出しますのでよろしくお願いします」
 「午前のみの勤務から午後の勤務も頑張り時間を延ばした.休まずできているので一般就労を目指したい」
 「時間を延ばした.体調がよくなってきた」
 「自分なりに頑張った.早退を減らしたい」
 「成長させていただいている.頑張ってやっているのでこの調子でやっていきたい」
 「一泊旅行と日帰り旅行でディズニーシーに行けたことはよかった」
 「日帰り旅行で昨年は,ディズニーランド,今年はディズニーシーと続けて行けたことがよかった」
 「体調を崩し,山あり谷ありだが,旅行もあり楽しく,仕事でも助け合っていければ大丈夫」
 休みがちだった人と休まず来られた人とさまざまだが,休みがちのメンバーからは,仕事に穴をあけ,迷惑をかけてしまったなど周囲に配慮しつつ,ともにみんなと頑張っていきたい気持ちが伝わった.また,曜日,時間を延ばし,継続して出勤した人からは,次のステップにつなげる前向きな発言がでた.会議では,自分たちの意見を率直に言い合い,認め合い,互いを助け合っていることを確認し,仕事を通して関係づくりの場となっている.

(2)受付ミーティング

 受付業務を担当するメンバーを対象に毎月1回定期的に開催した.電話応対が集中する午前中の受付を2人態勢で役割分担して取り組むことが定着した.パートナーがお休みとなっても慌てることなく,マニュアルに沿って1人で取り組めるようにもなった.また,自分が担当の日以外でも,担当の人が欠席した時など積極的にカバーしていた.
 ほとんどのメンバーは,不安と緊張がありながらも電話対応をすることができるようになり,自信をつけてきた.しかし,内線のつなげ方など電話機の操作方法が難しいとの意見もあった.取り組みやすくなるよう工夫していきたい.

(3)ダイエットプログラム

 毎月1回5~6人の参加で開催した.ミーティングの他,身体を動かすことを取り入れて卓球,ひとり鍋調理実習を行った.卓球は,手軽に移動時間もなくできるよう,ホールの作業机を代用して行った.参加者からもかなりの運動量となり,楽しめたと感想が上がった.調理実習は,その後も家で活用できる内容で行った.今後もメンバーの意見を積極的に取り入れ,新たな挑戦と結果に結び付くようなプログラムを行っていく.

3)今後に向けて

 職員が手薄な中でそれぞれが仕事の幅を広げてきている.仕事の幅を増やしていくための伴走や見守りの環境づくりを行いながら,1人1人の課題や目標に向き合いつつ,生産力に結びつけていく.
 「早い,おいしい,気持ちよい」をモットーに安心,安全な食事提供とともに効率的にかつ忙しくともコミュニケーションを取りながら,1人1人の力を活かし,生産性の向上に結び付けていきたい.

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