公益社団法人やどかりの里は,精神障害をもつ人たちが,地域で安心して暮らしていくために必要な生活にかかわる支援活動を推進しております.

エンジュ

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〒337-0042
さいたま市見沼区南中野286-1
Tel.048-686-7875 Fax.048-686-7985

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本日のレシピ説明
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2017年度事業計画

エンジュ

・事業:就労継続B型支援,就労移行支援
・定員:B型30人,移行6人
・現員:B型61人,移行7人
・作業内容:昼食・夕食弁当製造・宅配,会議等の弁当製造販売,製菓製造販売,軽作業
 

① 事業について

 弁当製造販売は,地域の人たちに活用していただけるよう営業活動に力を注いでいく.
 菓子製造でも注文が増えており,ルーチンで製造できる体制を整えていく.
 

② 労働を支える

 恒例の旅行や暑気払いの他,業務上の研修など行う.また,健康PT発行「けんこうだより」の共有,ダイエットプログラムの継続に加え,月1回程度の運動プログラムを行う.
 

③ 20年の節目を迎えて

 エンジュは1997年に開設し,20周年を迎える.これまで携わってきた人たちのミニ体験発表会を行い,エンジュで大切にしてきたことなど共有していく.また,ご家族も含め今後を語り合えるような会を開く.
 

④ 企業就労に向けて

 やどかり情報館の就労移行支援事業と連携し,法人横断的に合同面接会準備会など行う.
 

⑤ 地域への発信

 近隣に「よみさんぽ」や「エンジュ通信」を定期的に配布する.「配食ネットワーク見沼」など見守りのネットワークに参加する.
 

⑥ 家族との連携

 活動の情報共有や家族間の交流を図るため,ニュースの発行や懇談を行う.

2016年度事業報告

エンジュ

 定員36人(B型支援30人,就労移行支援6人).新規利用者22人(B型支援13人,就労移行9人) 退所者22人(B型支援14人,就労移行9人) 現員69人(B型支援62人,移行支援7人)となった.
 弁当製造販売を,昼食平均140食,夕食平均120食の提供を目標とし,食事の提供を必要とする人たちに届くよう営業活動を進めた.また,真空パック調理の活用で食数増への対応が可能になるよう働く人たちで協力した.4月より,昼食数の増加と夕食の委託区域が1コース増える見込で,配達コースの検討や魅力ある献立を管理栄養士が検討し,レシピの標準化と厨房内の合理化に取り組んだ.美味しさの追求を求め,世界のグルメメニューの継続等で過去最高となる233食の昼食を提供することができた.
 作業内容については,無理なく継続して取り組めるようバリエーションを増やし,仲間同士の横のつながりと働きやすい職場を目指した.働き始めた人に業務上の研修や事業所内での団結力を高めるために旅行や忘年会などのイベントを行った.そして,若い世代が学習をしたり,社会経験を積んだり,チャレンジする選択肢を増やし,仕事以外の活動を行うことで人生を豊かにしていく経験と機会,つながりを意識した1年であった.

1) 弁当宅配事業

(1)昼食事業

 年間39,509食(前年比118%),1日平均166食の提供を行った.新規お弁当利用者は12人.個別お弁当登録者49人,外部事業所5か所,やどかりの里事業所10か所に提供した.
 アレルギー食に対応できないため,外部事業所1か所が10月末で契約終了となった.個別お弁当利用者も減少傾向となったが,イベント,会議食等で昨年度より大幅に食数を伸ばした.新規の利用者の特徴として,申し込みが,本人でなく家族やケアマネージャーからの問い合わせが多く,他の宅配弁当を利用しながらのお試し利用で,継続利用に繋がらなかった.長年エンジュを利用している利用者の高齢化に伴い,家族での支援が困難となり,施設入居を選択せざるを得ない理由で利用中止者が増えた.弁当宅配は安否確認と見守りを兼ねており,宅配不在時の対応を4件行った.家族との連絡がとれず,近隣住民の力を借りて,安否確認ができた.利用者と近隣住民との日頃の繋がりによって実現できた.

(2)夕食事業

 年間29,992食(前年比121%),1日平均123食の提供を行った.今年度もさいたま市在宅高齢者等宅配食事サービス事業の見沼区・大宮区・緑区の一部を受託したほか,やどかりの里の地域活動支援センターから食事提供業務を受託.また,近隣で個別に対応が必要な人に食事提供を行った.4月より,さいたま市在宅高齢者等宅配食事サービス事業の受託地区が1コース増えたことで食数を伸ばした.今後も夕食食数増が見込まれるため,事故のない体制を整えていくことが課題である.

(3)菓子製造販売

 お菓子づくりに携わっていた非常勤職員が9月で退職したが,メンバーと職員が協力し,高齢者グループホームに月1回クッキーなど納品,口コミでの注文に対応してきた.定期的に注文が入るお菓子づくりのルーティン化ができていないのが課題となった.

(4)軽作業

 封入作業を14箱/週を定期的に行い,ほぼ自立してできるメンバーが増えてきた.自身の役割を担うことで出勤率がよくなったメンバーや,責任感を持って作業量をこなし達成感を感じるメンバー,1時間集中して丁寧に行うことで落ち着きを取り戻すメンバーなど軽作業を通して,課題や目標に向き合い生産力の向上に結び付いた.今後は,作業環境を整え,作業効率の改善が課題となる.

2) 労働を支える場として

(1)働く場の環境

 1年間を振り返る機会を持った.
 「自分にできる仕事は日本にはないと思ったが,エンジュに来て理解され働けていることがありがたい」
 「休まず来られるようになって,次のステップを考えられるようになった」
 「疲れが出ているが,いっしょに働いている仲間がよくしてくれるのでがんばっていきたい」
 「受付の仕事を1人で抱え込んで,助けてと声をかけることができなかった.たいへんな時に助けてと言えるようにしたい」
 「自分にもできるという気持ちができた」
 「体力・気力とも落ちているが,先輩メンバーを見習って,息が続くような働き方をみつけたい」
 今年度の振り返りの中で,ステップアップをしていきたいという声が多くあがった.体調を崩しながらも,自分に合った働き方を見つけることができたことや継続して働くことが自信に繋がり, スキルアップ,新たなステージに立ちたいと前向きな考えをもつ人たちの成長がみられた1年であった.今後は,仕事の幅を増やしていくための伴走や見守りの環境づくりが必要となる.

(2)受付ミーティング

 定期的に受付ミーティングを月1回開催した.受付業務での困りごとや業務の流れの確認を行うことで,気づき,仕事のしやすさに繋がった.情報共有,意見交換を積極的に行うことで,変化に対応できたなど,受付の仕事を行うための必要なスキルを身につけていった.しかし,電話対応での緊張感やためらいがあると多くのメンバーからの意見も出ているため,今後も失敗を重ねながら自信をつけていくことが課題となった.

(3)ダイエットプログラム

 月1回2時間程度,7回を1クールとして,6期まで行った成果を政策学会とやどかりの里家族の集いで報告を行った.参加したメンバーからの声からダイエットプログラムは,身近に相談相手がいること,皆で行えたことで継続できたと楽しげに話してくれた.
 6期までの成果は,① 3年間継続できたことで,今後,多くの場面で自信と力になること,② 健康生活への意識が芽生えたこと,③ 適切な食事摂取の知識が身についたこと,④ 自分たちで計画して実行した経験は,主体的の向上と自分の可能性を再発見すること,また,チャレンジによる達成感が生活のハリと生きがいに繋がり,エンジュに通う目的の1つにもなった.
 課題として,精神的安定を保つことと生活習慣を変えることの両立や水中毒,生活習慣病など健康管理に関する学習と継続した見守りが必要となる.

(4)文化部

 自由に表現する絵やデッサンなどを描く「創作クラブ」を毎月1回土曜日に開催した.お菓子や食事を持ち寄って,楽しく自由にデッサンや勉強に取り組み,ゆったりとした時間を楽しんだ.

3)就労移行支援事業

 やどかり情報館の就労移行支援事業と連携し,個別支援やプログラムに取り組んだ.
 40代の人が次の就労に結びつきづらいこと,50代になると,一般就労から戻ってくる人もいた.今後の課題として就労先への同行や調整,定着・離職支援など移行支援の充実を図り,就職後のステップアップを支える支援が必要である.

4)地域への発信

 近隣に「よみさんぽ」や「エンジュ通信」を定期的に配布した.「配食ネットワーク見沼」は,西部圏域エリア内の配食企業2社に声をかけ,高齢者等見守りネットワークについて検討した.「エンジュ通信」は,インタビューから校正,配布までをメンバーの仕事として行った.

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