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日本健康福祉政策学会【日本健康福祉政策情報】

健康福祉政策情報No.51

トピックス
東日本大震災支援から見えたこと
秋元健策 佐谷けい子
シリーズ 私にとっての震災
日常の活動の大切さを感じた,震災支援
後藤 拓
自分にできることを考えた
葛原誠人
政策とは
人々が幸せになる政策
進邦徹夫
ご意見いただきました
 
第15回日本健康福祉政策学会学術大会しが大会
 
新理事に就任して
地震,津波,原発被害の福島で……
黒田裕子
編集後記
 
日本健康福祉政策学会学術ふくしま大会ポストセミナー

トピックス

東日本大震災支援から見えたこと

秋元 健策(中野区社会福祉協議会 事務局次長)
佐谷けい子(コミュニティーアドバイザー)

はじめに

 中野区は都会の真ん中,新宿の高層ビル群が区内のどこからも望める,人口約31万人の若者が多い街である.20~30歳代が占める割合は47%,その居住年月は10年未満と流動人口が多い地域である.
  また,ワンルームマンションが多く,夜寝るだけに部屋に戻るだけという勤労者・学生・一人暮らしの高齢者など,地域との関わりが希薄な方が多いのも特徴である.
  これは中野区だけでなく隣接する他区も同じ状況のようだ.
  区内外の若者達の多くが今回の東日本大震災支援を契機に,今までの生活のあり方を見つめ直し,考えているさまざまな声を聞くことができた.そうした生の声を紹介し,何かが変わろうとしている事を伝えたい.

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