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日本健康福祉政策学会【日本健康福祉政策情報】

健康福祉政策情報No.102

トピックス
生活の質(QOL)をめぐって 
松田 正己
第4回日本健康福祉政策学会オンラインセミナー開催
障害のある人と健康福祉
 
こんな活動しています
避難を経験した事業所の今とこれから 
橋本由利子
シリーズ 地域づくりとしての健康福祉政策
地域づくり型保健活動を考える-11
岩永 俊博
宮原伸二さんに感謝を込めて
塩飽 邦憲
編集委員から一言
鈴木 千智

トピックス

生活の質(QOL)をめぐって

松田 正己(東都大学沼津ヒューマンケア学部公衆衛生学教授)

 
生活の質(QOL)と文化
 新型コロナ感染症(COVID-19)の具体的な終息の時期が見通せない中,生活の変化に伴う健康への影響は広がりつつあるように思えます.アメリカでは,大離職時代“The Great Resignation”(Anthony Klotz)と言われるように,2020年以降4,000万人が職を離れました.コロナパンデミックのためにリモートワークが増え,家族との生活を優先して,多くの人が都市から周辺地域に移住するなど,生活様式に変化が起きつつあるようです.それらは,自分にとって大切なものは何かということを問い直す動きであり,新しい職業選択の基準として,幸福や満足度,健康文化(well-being, healthy cultures)の優先順位が高まっているということです.


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