2017年度活動紹介
メンバー交流会
例年通り,年2回以上のやどかりの里メンバー交流会を開催し,より多くの仲間と知り合い,語り合えるような交流を図る.メンバー交流会を企画,運営するメンバー交流会議を定期的に開催する.やどかりの里に関わるすべてのメンバーに呼びかけ,交流会議に参加するメンバーを増やし,つながりを大切に取り組んでいく.
2016年度活動報告
メンバー交流会
1)今年度の取り組み
「メンバーの横のつながり」「いろいろな人たちとの出会い」「やどかりの里の将来像を考え合う」「メンバーの力を反映させる仕組みづくり」をコンセプトに,今年度もメンバー交流会を2回開催した.メンバー交流会を企画,運営するためのメンバー交流会議を7回開催した.
2)メンバー交流会について
第8回メンバー交流会バーベキュー大会(5月25日,さぎやま記念公園キャンプ場)を開催した.80人以上の参加があり,多いに楽しんだ.今回で3回目の開催となり,準備や火おこし,当日の運営など多くの人たちと協力しながら,運営できた.
第9回メンバー交流会カルタ&カタル(語る)会を2月22日(水)に行った(障害者交流センター大ホール).55人の参加となった.以前に作成したやどかりカルタを使用し,例年通りの熱戦が繰り広げられた.今回はこれまでの交流会として初の試みで,カタル会と称し,やどかりの里が前年に行った40代家族同居の状態調査と単身生活者の聞き取り調査を受けて,小グループに分かれての意見交換会を行った.参加者からは「報告を聞くだけでなく,本音を言える機会となってよかった」「生活をしていく上でのアドバイスが聞けた」「いろいろな人の話が聞け,また自分の話ができた」など,学びの機会,自分の生活を振り返る機会となった.メンバー交流会議でも大会を振り返り,今後も話し合いの機会を継続し,大切にしていくこととした.
3)情報を発信する
第20回日本健康福祉政策学会学術大会in埼玉におけるポスターセッション発表を行った(同内容を研究所報告集会でも発表した).「メンバー交流会議のあゆみとこれから」と題し,自分たちの歩みを振り返り,発表することで,メンバー交流会議の意味を再確認する機会となった.
4)今後の取り組み
「話し合いの企画を,今後も続けていきたい」「もっとやらないと,と思っていたけど,このままでいいんだなと思えるようになってきた」「短い準備期間でよくやっていると思うが,スムーズに運営できない部分もあった」等,年度末の振り返りではさまざまな感想があがった.これからもメンバー交流会の4つのコンセプトを大切に活動を進めていく.