公益社団法人やどかりの里は,精神障害をもつ人たちが,地域で安心して暮らしていくために必要な生活にかかわる支援活動を推進しております.

大宮東部活動支援センター

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さいたま市見沼区南中野467-1 スガヤハイツ205号
Tel.048-687-0492 Fax.048-687-0517

2016年度事業計画

大宮東部活動支援センター

 登録者は67人.平均年齢は53.3歳.単身生活を送る登録者が8割を超える.年齢を重ねても住み慣れた地域で自分らしい暮らしが継続できるよう支援していく.関係機関と連携して登録者の健康状態,生活状態を把握し,地域の資源や人とのつながりを保っていけるよう環境調整と活動づくりを行う.また,いつでも安心して過ごすことができ,生活の中の不安が気軽に相談できる憩いの場づくりと仲間のつながりを深め合う中で個々の力が発揮できる活動づくりに取り組む.グループ活動や季節折々の行事の企画などを通じて,地域とつながる機会を創り出していく.

2015年度事業報告

大宮東部活動支援センター

登録者:67人

1) 登録者の状況

 平均年齢53.3歳(40歳以上57人<約85%>).男性49人,女性18人.家族同居11人(16%),単身生活54人(81%).グループホーム2人(3%).日中過ごせる場所が欲しい,仲間と交流したい,単身生活を始めるにあたり夕食宅配を利用したいなどのニーズが高く,13人が新規登録をした.

2) 今年度の取り組み

(1) 日常生活支援と環境整備

 精神疾患に加えて,糖尿病や脂質異常症,高血圧などの内科疾患のある人が多い.今年度も健康診断の受診を促し,関係機関と連携して個々の健康状態を把握した.継続的な治療や生活改善に取り組みやすくなるよう受診同行や訪問,面接などを行った.暮らしの背景にある課題や思いを理解し,より安定した地域生活が継続できるよう相談を重ねた.特に,栄養バランスのとれた食事へのニーズは高く,夕食宅配サービスは33人が活用した.

(2) 安心して過ごせる憩いの場づくり

 年々登録者が増加しており,1日の来所者数も増えている.楽しい会話や笑い声があふれるにぎやかな空間になることも多い.地域生活を送る中で,ゆるやかな場で仲間と交流しながら過ごせる場が求められている.
 一方,体調が不安定で,働く場を休んでいる時や自宅では落ち着いて過ごせない時など,憩いの場で仲間と過ごす中で少しずつ落ち着きを取り戻していく人もいる.憩いの場のいつもの空間,仲間の支え合いが体調悪化を防ぐ機能を果たしている.

(3)ニーズに応じた活動づくり

 週2回のウォーキング,温かい家庭の味を楽しむための昼食会,毎日のコーヒータイムを今年度も継続した.グループ活動は,サタデーサークル,家族と同居している女性に向けたグループ,単身生活の男性を中心とした麻雀グループを行った.
 また「買い物に行きたいけど1人では行きにくい」という声を受け,同様の思いがある人たちがグループで買い物や食事を楽しむ機会を設けた.仲間とともに余暇を楽しむ活動として,来年度以降も創り出していきたい.

(4) 行事や定例ミーティングの開催

 月1回定例ミーティングを開催し,情報共有や活動内容の検討を行った.「参加することが自分の役目」と考え,積極的に参加する人もいる.今年度は毎年恒例の行事に加え新たな行事も企画した.また,月1回の障害者権利条約の学習会では,精神科医療や生活保護切り下げといった身近なテーマを通じて,私たちが当たり前にもつ権利について考え合う機会となった.

3) 今後の課題

 「住み慣れた地域で,安心して暮らし続けたい」と願う登録者は多い.地域の資源や人とつながりながら個々の力が発揮できるよう登録者と地域のニーズをもとに「つながり」を広げる機会を創り出していく必要がある.日中活動の場としての機能の充実が求められている.

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