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これからの理事会のあり方をめぐって
3月24日,新旧理事が集まり,理事会が開催された.理事改選期であるため,新年度に向けて,理事会の態勢を話し合うこと,この1年の事業報告,平成13年度の事業計画等が議題として予定されていた.
理事会の態勢についての話し合いの中で,理事会や理事長のあり方についての問題提起があり,大変活発な議論が行われた.
やどかりの里が,30年の活動の中組織が大きくなり,メンバー,家族,職員が増える中で,従来の理事会のあり方では十分に理事会の機能が果
たせなくなっていることが明らかになった.
これまでやどかりの里は,総会が最高決定機関であり,年度内に新しい事業が必要になった場合に,柔軟に対応してきた.現場の判断を尊重し,大きな問題がなければ,理事会で承認されてきた.こうした組織としてのあり方が,やどかりの里の1つの特徴でもあった.
こうしたあり方を大切にしながらも,大きくなった組織をどのように民主的に運営していくのかが,これからの大きな課題であることが,確認されていった.また,理事長が大学教授となり,やどかりの里の非常勤職員となって4年の間に,徐々に現場と理事長の間に情報の格差が生まれていったこと,大きくなった組織を1人の理事長が掌握していくことの限界も明らかになった.
そのため,1年間かけて理事会や理事のあり方を見直し,現在のやどかりの里にあった理事会の態勢を検討することになった.
そして,平成13年度に誕生する新しい理事会を1年間の暫定理事会とすることを決定した.従来の理事の任期は2年であるが,1年後に臨時総会を招集し,理事会の態勢を再度考えることとした.この1年間に理事会の機能やあり方について検討し,設立30年以降のやどかりの里が,いきいきと活動を展開していけるための基盤づくりが,この1年間,理事会に課せられた大きな課題である.
新しい態勢を理事会では次のように検討した.
理事長 谷中 輝雄
副理事長 土橋 敏孝 孤嶋 圭子
常務理事 増田 一世
理 事 粕谷 慶治 志村 澄子 柳 義子 湯浅 和子
香野 英勇 小山 牧男 峯野 武之 島田喜代子
浅見 典子 三石麻友美
やどかりの里は30年という大きな節目に立っている.この5月にはさいたま市が誕生する.そして,平成14年には精神保健福祉のサービスが市町村に移管される.やどかりの里は,新しく誕生するさいたま市とどのような連携をとり,自治体と民間の役割分担をしていったらよいのか,大きな課題を抱えている.
このような時期に,新旧の理事が一同に顔を揃え,これからのやどかりの里のあり方を話し合った.やどかりの里の今後を考える上で,大変重要な役割を果
たす理事会について議論できたことは,大きな意味があったのではないだろうか.
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