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機関紙「やどかり」11月号
(2005.11.15発行)


<1面 記事>

地域の方々に支えられて
やどかりの里大バザー開催


 2005年10月16日(日),さいたま市見沼区の中川自治会館前グラウンドとやどかりの里本館・別館にて,秋雨の降り注ぐ中,やどかりの里大バザーを開催した.

 やどかりの里がこの地で活動を始めてから,今年で35年目を迎えた.その間,活動を進めていく上で財政基盤の脆弱さは常に課題であった.そして,バザー等の収益を活動資金の一助にしながら,活動を存続してきたのである.

 今年のバザーは,やどかりの里の活動資金の獲得,地域交流の2つを目的にして取り組んだ.現在国会では「障害者自立支援法(案)」が審議の山場を迎えている.この法案が成立すると,未だ充分に所得保障がなされていない障害者が,サービス利用料の1割負担を強いられたり,医療費負担,家族負担の増大等々,今以上に障害者が地域で安心して暮らしにくくなるだろうと懸念されている.このような状況の中でも,やどかりの里は活動を後退させることなく,障害者が地域の中で自分らしく暮らせる環境づくりを,ますます充実させていきたいと考えている.

 約半年の期間をかけて,実行委員会を中心にバザーの準備を進めてきた.厳しい情勢の中ということもあり,これまでにない200万円という売上目標を立て,協賛企業の募集や模擬店の充実など,売上につながる趣向を凝らしてきた.その甲斐あって,雨の中でのバザーであったにも関わらず,目標には届かなかったものの,約150万円を売り上げることができた. これを成し得たのも,多くの皆様のご協力があってこそ,である.

 今年も,バザー品や寄附金の寄贈,必要な備品の貸し出し,当日のボランティア,模擬店への出店協力,中川自治会をはじめとする近隣の皆様のご理解とご協力など,地域や関係機関の皆様からの惜しみないお力添えがあった.毎年のことながら,大変ありがたく,心強く感じる.心より感謝申し上げたい.

 やどかりの里のバザーが,この地域の恒例行事として根づき,雨天にもかかわらず楽しみに来てくださる方々や,バザーに出店やボランティアなどで毎年のように参加してくださる方々など,地域交流事業としての意味を改めて実感することができた.そして,やどかりの里の活動が地域の方々に支えられて成り立っているということを,強く感じたバザーであった.


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