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さいたま市障害者施策推進協議会ワーキンググループの取り組み
市内の一員として障害者施策を考える
さいたま市障害者施策推進協議会は,市の条例にもとづく障害者計画の進行管理を目的とした会である.2003年度より始まり,やどかりの里からは増田常務理事と公募委員として香野英勇理事が参加している.
計画の進行管理の進め方について,さいたま市は大変ユニークな取り組みを行っている.協議会の宗澤会長(埼玉大学)の提案で,2つのワーキンググループを各委員は手弁当で,障害福祉課が事務局を引き受けて行うことになったのである.ワーキンググループ1は,「障害者計画の進行管理と中間見直し」をテーマとし,斎藤なを子委員(鴻沼福祉会)が,ワーキンググループ2は,「相談支援システムの構築について」を増田が取りまとめ役を務めている.
ワーキンググループは,昨年度はそれぞれのテーマで各委員がそれぞれの立場から現状についての意見を出し合い,検討すべきテーマを絞り込んだ.そして,今年度は市内の関係者をワーキンググループにお招きし,ヒアリングを重ねている.今年度の8月までに2つのワーキンググループは3回ずつ開催され,8月24日には2つのワーキンググループ合同の開催が予定されている.
昨年度のワーキンググループでの話し合いで,互いの障害の実態についてよく知らないこと,あるいは「ケアマネジメント」という同じ言葉を使っていても,その内容についてはかなり違った考えを持っていることも明らかになった.これまでにワーキンググループ1では,ホームヘルプサービス利用者の話や事業者の報告を聞いた.ワーキンググループ2では,市内の相談機関(当事者,行政,民間)の担当者の報告やケアマネジメントの考え方,障害者の就労の際の相談体制についての話を聴く機会を設けた.いずれも盛りだくさんの内容でヒアリングが進み,情報の共有と実態の把握に向けた内容になっている.
ヒアリングに当たっては,市内には精神障害者の地域生活支援センター5か所(3法人),社会福祉事業団の運営する身体・知的の生活支援センター1か所があり,数回の打ち合わせを行い,やどかりの里の職員も参加している.ワーキンググループは,関係者の横のつながりを強める働きもある.
ワーキンググループは,障害を越えてどのような施策が必要なのか考える機会になっている.やどかりの里の活動の充実をはかるだけではなく,さいたま市の一員としてどのような障害者施策が必要なのか考え,さいたま市の中でやどかりの里が果たすべき役割も見えてくるのである.
関係者の対話が進み,地域の中で手をつなぎながら前に進むための準備が始まっている.
第三木曜会の報告
情報共有の場
〜法人行事の経過報告・検討を通して〜
6月17日(木)に行われた第3木曜会は,研修報告と法人行事の経過報告ならびに検討が行われた.
1)サンディエゴの報告
5月16日〜21日にやどかり出版の香野英勇さんがアメリカのサンディエゴで行われたIAPSRS(国際心理社会的リハビリテーション協会)の研修会に参加.スライドで研修内容の報告や香野さんの学びが語られた.
2)バザー実行委員会事務局より
実施計画書案の報告・検討が行われた.今回のバザーの目的は,
(1)作業所の国庫補助金削減を切り口に,現状を伝えることを通し,やどかりの里の活動資金を確保する.(売上目標130万円,利益100万円).
(2)地域との交流の機会とし,やどかりの里の活動を知ってもらう.
この2点を目的に掲げ,これらを通して,メンバー・家族・職員・会員がやどかりの里の活動を支えあう仲間としての絆を深めていきたいということが話された.
また,今回のバザーの重点企画として,バザーの主旨に沿ったユニークな企画を考える企画担当部の設置と売り上げ向上を目指した模擬店の充実を考えている.
全体の運営は,実行委員会を組織して行い,事務局は,「作業所のあり方を考える会」の代表4名が担当.およそ,活動部署ごとに役割分担し,その代表者が実行委員会に参加していくことが提案され,了承された.7月より実行委員会が開催され,バザーに向けて全体で,具体的に動いていくことになる.
3)来日メンバー受け入れを考える集いより
アメリカ・ロサンジェルスの精神障害者当事者組織プロジェクトリターン・ザ・ネクスト・ステップのメンバー4名の来日の日程が11月23日(火)〜12月2日(木)に決まった.昨年に引き続き,「食う・寝る・遊ぶ・そして学ぶ」をテーマに,今回の来日中のプログラムについて話し合いを行っている.考える集いより,既に決定していた会員親睦旅行の日程を来日にあわせて変更できないかということと,昨年の会員親睦旅行中の通訳をお願いした青木先生に英会話を習っている千葉県の当事者との交流も兼ねて,旅行の場所を千葉県に設定できないかと提案があり,検討した.その結果,会員親睦旅行の日程は11月28日(日)〜30日(火),場所は千葉県鴨川周辺を予定し,今後組織される旅行幹事会がこの提案を受け,旅行の企画を進めることになった.
4)インフォメーション
・里祭について
日 時;7月15日(木),16時〜18時
場 所;やどかりの里会館2階ホール
第1部;テーマ「やどかりの里と私」副理事長の孤島圭子氏よりお話いただく.
第2部;ビアパーティー
・キャンプについて
日 程;8月5日(木)〜6日(金)
場 所;県立小川元気プラザ(埼玉県小川町)
参加費;5000円(交通費除く)
案内と申込書はこれから配布予定.同時に幹事も募集している.問い合わせは援護寮職員,鈴木恵・玉手まで.
5)その他
・第6回人づくりセミナーについて
・ 実習生(日本社会事業学校)の紹介
・ 退職者(高村美鈴,井上真佐子)のあいさつ
多くの行事が企画されており,経過報告を聞きながら全体として取り組む活動について,意識し,情報を共有する時間となったように感じた.
(文責 玉手 佳苗)
平成16年度 理事会
第1回理事会報告
日 時:平成16年6月11日(金)午後3時~
出席者:土橋敏孝,増田一世,浅見典子,三石麻友美,香野英勇,辰村泰治,柳 義子,飯塚哲朗,松井勝巳,石黒サナエ,小沢直子
委任状提出:山崎光夫
第1号議案:4月採用職員正規雇用に関し承認の件
第2号議案:6月退職者承認.及び平成17年度職員採用計画の報告
第3号議案:大宮中部生活支援センター隣室 事務所賃借承認の件
その他報告
(1)さいたま市現況について
・さいたま市障がい者施設連絡会設立の件
・さいたま市障害者施策推進協議会ワーキンググループ経過
・さいたま市における授産製品販売拡大の件
(2)故坪上宏先生よりの図書寄贈の件
(3)人づくりセミナー報告
(4)中川自治会役員との会合報告
次回理事会 9月10日(金)午後1時から
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