-TOPICS-

機関紙「やどかり」1月号
(2004.01.15発行)

 


<1面 記事>

謹賀新年
多くの課題に向けて始動した2004年

理事長 土橋 敏孝

 あけましておめでとうございます. 
 年頭にあたり,一言ご挨拶をさせていただきます.

 昨年の一年を振り返ってみますと,喜びと悲しみを共に味わうこととなった1年だったと思います.喜びは,1月の谷中会長の厚生労働大臣表彰受賞祝賀会で幕を開け,2月には,通所授産施設「エンジュ」の5周年のお祝い,8月には,「夏の響き」コンサートの成功,10月の大バザ−の成功,11月には,小規模作業所「まごころ」の10周年のお祝い等がありました.悲しみの方は,理事でご活躍の粕谷様や島田様がお亡くなりになられたことです.お二人のご冥福を改めてお祈りしたいと思います.

 さて,「やどかりの里」では,一昨年来5つの課題に取り組んでまいりました.それは,「学習を進めていく課題」,「精神医療に関する課題」,「働き場所を広げていく課題」,「財政基盤を拡充していく課題」,「やどかりの里が30年かけて築いてきた価値観を普遍化し,競争優先の社会でない社会を作っていく課題」でした.
 これらの課題を引き続き継続しながら,現実社会の中でどのように対応していくのか,検討することが求められています. 

 昨年の精神障害者を取り巻く現状を振り返ってみますと,国の精神障害者社会復帰施設施設整備費の大量不採択問題がありました.これは過去には例がなかったことで,実際の採択は15%にとどまるという前代未聞の出来事でした.障害者に対する施策の遅れが指摘されている中で,精神障害者への施策はさらに遅れているのが現状です.やどかりの里も人ごとではなく「精神障害を持つ人たちのいのちと暮らしを守る運動」に参加し,10万人署名活動に取り組みました.

 県・市のレベルでは,埼玉県やさいたま市の精神障害者施策の充実を目指して,各種の委員会等への委員の派遣や,県内やさいたま市内の関係者とのネットワ-クづくりにいろいろな形で参加し,或いは,問題を提起し活動を展開してまいりました.

 さらに国の新障害者計画である,社会的入院者の退院促進計画を,やどかりの里では,「長期在院者の退院促進を進める新規プロジェクト」として取り組み,病院関係者との話し合いや退院促進の準備としての取り組みを始めています.

 このような現状を踏まえて,今年も,昨年と同様に地域社会の皆さんとの協力関係を大切にしながら,やどかりの里全体で大きな力を発揮していきたいと存じますので,会員の皆様にもさらにご支援をいただきたいと存じます.


理事会報告


平成15年度第4回定例理事会
開催日:平成15年12月5日(金)
出席者:土橋敏孝,増田一世,三石麻友美浅見典子,香野英勇,辰村泰治,吉江まさみ   
委任状提出者:柳 義子

第1号議案:やどかりの里活動準備基金配分委員会 
 理事会内に配分委員会が設置され,第1回目の申請についての配分の検討がなされた.検討された案件と金額は,
(1)生活支援新規プロジェクトの空室対策費として230,000円
(2)通所授産施設「エンジュ」のお弁当利用者の状態調査費用として200,000円
(3)日米精神保健福祉セミナー通訳料として100,000円         
である.提出された申請書および予算書を審議した結果,3件満額530,000円の配分を決定した.

第2号議案:やどかりの里35周年行事検討
 2004年8月にやどかりの里は35周年目を迎える.大々的な式典を挙行するのではなく,メンバーと職員の新たなパートナーシップが描けるような35周年行事を準備したいとの意見もあり,どのような35周年行事を開催するか,会員にアイディアを募集することとした.

第3号議案:その他
・ 粕谷慶治理事逝去の報告

・ 精神障害者社会復帰施設施設整備費等国庫 補助金に関する要望書署名の件
 12月4日現在,法人が集めた署名は111枚754名分である.集まった署名は,法人が加盟する団体の全精社協,全国セルプ協,日本精神保健福祉士協会の3カ所に分けて,提出する.

・年末年始行事予定確認
 全体は12月28日〜1月4日まで閉館.
 12月27日 もちつき会.
 1月5日 新年顔合わせ会.

・職員の退職報告
 10月20日付1名及び1月20付1名の退職を承認.12月1日付非常勤職員1名の採用を承認.欠員によるマンパワー不足に伴い,職員の追加募集を検討する.

・さいたま市関連の動きについて報告
 a さいたま市障害者施策推進協議会にお
   けるワーキンググループづくり
 bさいたま市障害者施設連絡会結成に向け
  て経過報告
 cさいたま市役所内での授産製品販売につ  いて経過報告

・理事改選に向けて
 来年5月に理事改選を迎える.島田理事,粕谷理事の逝去に伴い,新たな理事を選出する.

・今後の日程調整
 平成16年度総会:平成16年5月29日(土)
 予算理事会:平成16年3月26日(金)
 決算理事会:平成16年5月15日(金)

次回理事会 平成16年2月24日(火) 
 午後2時から中川本館2階にて開催

(浅見 典子)


先月の動き

2003年

<12月>

<12月の動き>
12/2 さいたま市授産製品販売所提供試行事業説明会に増田,檜山,香野(恵),中村,高村出席
12/2〜16 聖学院大学より1名精神保健福祉士資格実習
12/3 玉川地域精神保健福祉ネットワークにて香野(英)講演
12/3 羽村市社会福祉協議会食事サービスボランティアと職員25名がエンジュを見学・研修
12/4 地域生活支援センターいづみより1名体験研修
12/4 埼玉セルプ総務委員会に増田出席
12/4 名寄市民病院原田忍氏出版化打合せに増田,西村,工藤出席
12/5 第4回定例理事会開催
12/5 早稲田医療技術専門学校より45名体験研修.菅原(進),菅原(和),吉江,香野(英)講義
12/5 北浦和にて,辰村,黒崎ブックレット取材
12/6 「さるす」特集インタビューに長谷川出席
12/6 こころの健康フェスティバルin上尾にてやどかり出版書籍販売
12/6 染谷文化祭の準備会に宗野(政),神谷出席
12/7 染谷文化祭に宗野(政),神谷出席
12/7 鴻巣市障害者の日記念講演にて香野(英)講演
12/7 おおみやリサイクルマーケットにルポーズ,ドリームカンパニー出店
12/8 さいたま市障害者施策推進協議会ワーキンググループ打合せに増田出席
12/9 ヘルスケアネットワーク世話人会に増田出席
12/9 埼玉県精神保健福祉士協会役員会に白石,堤出席
12/9 生活訓練施設蓮げ荘より2名体験研修
12/9 さいたま市障害者施設連絡会(仮称)の準備会に三石,檜山出席
12/10~11 地域生活支援センターふらっとより11名体験研修.吉江,末吉講演
12/11 さいたま市食事サービス連絡会に小泉,金子出席
12/11 厚生労働省「第3回精神障害者の地域生活の在り方を考える検討委員会」に香野(英)出席,
    三浦,渡邊(昌),辰村,増田,黒崎傍聴
12/11 埼玉県精神障害者社会復帰施設運営協議会生活支援センター親睦会実行委員会に渡邉(奏)出席
12/11 さいたま市精神障害者小規模作業所連絡協議会役員会に三石,宗野(文),中村出席
12/11 おおみやリサイクルマーケット評価会に小林出席
12/11〜12 気仙沼・阿部正孝氏出版化打合せに増田,西村,工藤出席
12/12〜13 埼玉県社協精神保健福祉講座にて,香野(英)シンポジウム司会者として出席,
    中村,野口参加,星野,黒崎,渡邊(昌),工藤書籍販売
12/13 小規模授産施設開設準備委員会開催
12/13 上福岡市ふれあい広場にて菅原(進),菅原(和)講演
12/14 埼玉県社会就労センター協議会「第2回授産活動活性化対策セミナー」にて増田司会,
    小泉(知)発表,香野(恵),堤参加,黒崎取材
12/14 新潟市福祉会館にて香野(英)講演
12/14 染谷自治会館大掃除に神谷参加
12/15 日本女子大学にて香野(英)講演
12/16 「精神障害者社会復帰施設の拡充を求める12.16の集い」に,増田,浅見,白石,三浦,
    佐藤(晃),三石,渡邉(奏),宗野(文),堤,黒崎,長谷川,佐々木参加
12/16 大正大学人間学部にて辰村講演
12/16 「人力車」定例会に川口出席
12/17 さいたま市心の健康フェスティバル反省会に渡邉(奏)出席
12/18 青森県社会復帰施設協会研修会にて増田,香野(英)講演
12/18 埼玉県精神保健福祉士協会研修部会に白石,堤出席
12/18 埼玉県精神障害者小規模作業所連絡会役員会に中村出席
12/19 埼玉県精神障害者社会復帰施設運営協議会生活支援センター部会に白石,渡邉(奏),
    三石,宗野(文)出席
12/24 さいたま市在住の方1名体験研修
12/24 さいたま市中央区障害者団体協議会理事会.佐々木出席
12/25 さいたま市授産製品販売所提供試行事業検討委員会に増田出席
12/25 精神障害者社会適応訓練事業運営会議に鈴木(美)出席
12/25 平成15年度第2回社会復帰施設職員研修に香野(恵)出席
12/27 やどかりの里会館にて餅つき大会


 

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