保健婦が生き生きと活動するために
今,そして未来につなぐ
歴史からみる群馬の保健婦活動


  版元:やどかり出版
B5版  234頁
本体価格 2,500円
ISBN4-946498-55-9

在庫あり
篇者 
群馬県看護協会保健婦職能委員会
初版発行 
2002年5月
 

  私たちは内堀さんが長年大切に保管していた群馬県の先輩保健婦たちの活動記録,すなわち,私たちが生まれる以前の,60年前からの保健婦活動記録をもとに,私たちの実践も加えて『今,そして未来へつなぐ−歴史からみる群馬の保健婦活動』として発刊します.

 わが国の保健婦制度が1941(昭和16)年に制定されてから60年が過ぎようとしています.群馬県の保健婦の誕生はそれより早く,保健所は太田保健所が1938(昭和13)年,市町村は1940(昭和15)年に桐生・安中地区から保健婦活動が始まりました.先輩たちの活動記録からわかるように,戦時中のめざましい活動は結核対策,母子衛生対策,伝染病予防,寄生虫駆除,トラコーマ対策,栄養改善,農村地域の生活改善指導等が保健婦活動の中心でした.

 公衆衛生活動の第一線で活躍し,群馬県の保健婦活動の基盤を築いてくれた先輩たちの活動は,当時の新聞に大きく掲載されました.当時の記録から先輩の保健婦たちは時代とともに生き,公衆衛生活動を惜しみなく実践していた様子がひしひしと私たちの胸に伝わってきます.ある時には「部落から部落へ乳児訪問」,また,ある時には「山峡の谷間にも受胎調節の効果 あがる」とあるように,その時々の問題に取り組んできました.
(中略)

 このように,私たちに感動を与えてくれた先輩たちの地道な保健婦活動の成果 が,今日の群馬県の健康水準を高めたことを確認するとともに,心から誇りに思います.経済優先で戦後の繁栄を築いてきた反面 ,人づくり,地域づくり,心の健康や教育などがなおざりになっている今日こそ,先輩たちの保健婦魂を受け継いだ活動が,これからは最も必要とされると確信いたします.
(「はじめに」より抜粋)


目次

 はじめに
 発刊によせて
 第1章 群馬の保健婦活動の原点を探って
 第2章 歴史から見る群馬の保健婦活動
 第3章 座談会 今,私たちが先輩保健婦から学ぶこと
 第4章 現在の群馬の保健活動
 第5章 今後の展望
 資料編


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