You遊
(精神障害者小規模作業所)
<平成23年(2011年)度事業計画>
喫茶ルポーズと統合し,就労継続支援B型事業へ移行する.これまで主業務としてきた手づくり雑貨の販売は,店舗を改装した喫茶ルポーズ店内にその販売コーナーを設けることで継続する.季節業務(農産物販売)は変更なく引き続き行うこととし,喫茶ルポーズの店舗改装(秋の予定)と同時にYou遊の拠点を移転し,雑貨販売店舗は閉鎖する予定である.
新たな取り組みとして菓子製造・販売を業務として開始し,収益事業の柱となれるようなスタートを切りたい.
それぞれのメンバーにとって,You遊に対する想いは大きく,店舗を大切にしてきた気持ちは強く,自立支援法施行からの4年間,事業移行に向けた話し合いを重ねてきた.その中で大切にしていくことは引き継ぎ,事業移行とともに移転,事業の変更を行う.
<平成22年(2010年)度事業報告>
自立支援法への事業移行について具体的な方針と方向性を決定するために,各事業を見直し,検討を重ねた1年となった.特に店舗販売については,You遊の成り立ちや駅前での営業状況,移転してからの現状をじっくり話し合い,方向性を見出すこととなった.
1)店舗販売部門
(1)手づくり雑貨販売について
新規販売作家が7組増え(作業所8組,一般作家35組),全180商品を販売してきた.
しかし現店舗に移転してからの売上低迷についてはYou遊ミーティング,運営委員会で常に話し合われ,働くメンバーそれぞれが取り組み改善してきたが,下降を続けており,低迷している.
(2)農産物販売
夏期秋期における梨・米の販売業務も無事終了し,前年同様に収益を上げることができた.チラシ配布から始まり,販売管理にいたる全工程に過去4期の販売経験で得たさまざまな反省点を踏まえ,改善を積み重ねながらミスなく,責任のもてる仕事として確実に定着した業務となった.「計画して業務の工程を分担し,協力してやり遂げられた」,「毎年,ミスのないように確認しながらしっかり取り組んでいる」という意識が,お客様と生産者(江原農園:やどかりの里会員)との信頼につながっている.次期販売に向けて,お客様からの要望とクレームにしっかり対応することが確認された.
2)人材派遣部門
働くメンバーが8人から6人へと減少したが,援護寮より清掃・受付業務を引き続き請負い,事業を継続維持することに集中した1年となった.特に清掃委託事業については働くメンバーの増員を目指していたがかなわず,現状のまま業務をこなすことで,各自の負担だけが増える結果となった.次年度においては業務の見直しなど行い,安定的に取り組める作業となるようにしていく.
3)作業所運営
(1)ミーティングと運営委員会
隔週の定例ミーティングと毎月1回の運営委員会を行い,自立支援法における事業移行の検討を中心に話し合いを進め,次年度に向けての方針と方向性を決定した.移行に伴う補助金を使いながら,喫茶ルポーズとの合併・統合を図り,「店舗を大切にして,販売の仕事を続けていきたい」「来店客と取引作家の多いYou遊にしたい」というメンバーの意気込みは,喫茶ルポーズに販売コーナーを設けることでしっかりと引継ぎ,You遊独自の店舗は持たないこととした.
「このメンバーでやりがいのある仕事がしたい」「新しい仕事を始めてもっとがんばりたい」という新規事業に対する希望も高まり,気持ちを切り替えてすでにスタートを切っている.この新規事業の立ち上げについては今後も継続して検討し,より具体的な計画を作成中だが,これらの事業移行に向けた取り組みという視点だけでなく,私たちが望むやりがいのある職場の実現も同時に目指していきたい.
(2)大宮地区合同ミーティング
8回の合同ミーティングを開催し,3作業所(あゆみ舎,喫茶ルポーズ,You遊)の移行を考えながら,将来像を検討した.この話し合いの中である一定の方向性を見出し,次年度に向けてそれぞれに取り組むべきことを確定させ,合同ミーティングは今年度で解散することとした.距離的に近く,業務での協力や交流などをこれまで通り続けながら,事業移行に向けて協力態勢をとっていくことが確認された.
2年間に及ぶ話し合いの中で,より連携の取れる関係性の構築と,3作業所の成り立ちや特色を生かしながら,またそれぞれの特徴をより発展させられるように,よりよい職場となるよう取り組んでいくことが、方針として打ち出された. |