リサイクルショップ ドリームカンパニー (精神障害者小規模作業所)


<平成23年(20011年)度事業計画>

  20周年を迎えた今年度は,@ 事業移行に向けて具体的な準備を進め,A 裂き織の製品化に向けた態勢整備,B 地域のサロンに向けた具体的な取り組み,の3つを重点課題として取り組む.
  事業移行については,今年度が最終年度となっており,アトリエなす花との統合や就労継続支援B型事業への移行に向けた申請手続きなどを具体的に進めていく.
  裂き織の製品化は,作業時間と人員を確保し,継続的に作業に取り組める態勢を整える.アトリエなす花との共同事業として,製品化に取り組む.
  地域のサロンに向けては,ドリームカンパニーの20周年やエコキャップの回収活動の活性化,昨年度末に導入した綿菓子機を活用した地域イベントへの参加などの地域との交流を深め,年々増える利用希望に応えるための新たな仕事づくりも視野に入れ取り組む.


<平成22年(2010年)度事業報告>

 今年度は,@ 地域のサロンとして,A 裂き織りの製品化,B 事業移行に向けて具体的な目標の検討,の3点を重点課題として取り組んだ1年であった.

1)地域のサロンとしての店づくり

 昨年度,ドリームカンパニーが数年間活動の柱としてきた「リサイクルを通した社会貢献」というテーマを見直し,地域の1店舗として,「地域のサロン」を目指した店づくりを打ち出した.
  「地域のサロン」といっても,その具体的なイメージが描けず,まずは,お客様から「ボランティアをしたい」という声を聞くが,実際に,ボランティアをしたいという人がどのくらいいるのか,そういう人に対して,ドリームカンパニーでできることがあるのではないかということで,アンケートを実施することにした.季節に合わせて,定期的に開催しているセール中は,通常の倍以上の集客が見込まれるため,夏物セールを実施する8月にアンケートを実施した.アンケートの協力をお願いすると,50名強の人から回答があり,そのうち14名がボランティアを希望した.回答者の年齢層は,60代〜70代が多く,退職後新たな活動を見つけ,参加したいという人が多かった.若い人は仕事や育児などもあり,単発のボランティアに興味があるという人もいた.今回のアンケートをきっかけに, 6名が得意の手芸を活かし,なす花のボランティアとして継続的に関わっている.
  今年度実施したアンケートからは,今後の「地域のサロン」としての活動を描くまでには至らなかった.来年度は,お客様が地域の1店舗としてのドリームカンパニーに何を求めているのか把握するためのアンケートを実施し,「地域のサロン」に向けて具体的に動き出す1年とすることが課題となる.

2)裂き織りの製品化

 裂き織りの製品化は,昨年度から引き続く課題として取り組んだ.裂き織りには,以前作業指導を受けたことのあるメンバー1人が継続的に取り組んでいる.今年度は,なす花から作業協力として,非常勤職員が1名加わったものの,作業時間は週1日2時間程度と限られ,製品化にまでは至らなかった.
  一方で,今年度はなす花の作業協力もあって,技術的なアドバイスや意見をもらいながら,技術アップしていった.来年度も,更なる技術アップを目指し,裂き織りの製品化に取り組んでいく.

3)事業移行に向けて

 なす花との合同ミーティングを継続しながら,双方の事業内容や働く人の顔が見える関係を築いてきた.今年度は,一歩進めた協力態勢をつくっていった.なす花はドリームカンパニーの裂き織り作業に協力し,ドリームカンパニーでは,なす花のイベント販売への協力や着物の糸きりや革切りなど作業の下準備などを行った.これらを通して,お互いの活動をより理解することができた.しかし,今年度は,国の動きも激しく,合同ミーティングでも情報共有に占める時間が多くなり,事業移行に向けて具体的な検討を進められなかった.事業移行の期限を2012年3月に控え,具体的なイメージを固め,事業移行に向けて準備していくことが課題である.今年度新規利用者は6名.新たなメンバーとも事業移行について共有しながら,進めていく.

4)来年度に向けて

 @ 地域のサロンに向けた具体的な取り組み,A 裂き織の製品化に向けた態勢整備,B 事業移行に向けての準備,は来年度に向けた課題となる.合わせて,今年度リサイクル活動の一環として新たに始めたエコキャップ回収の取り組みも充実させていく.また,年々増える利用希望に応えられる仕事づくりと環境整備にも取り組んでいく.