やどかりの里通所授産施設


活動紹介

  <作業活動>


やどかりの里通 所授産施設利用のご案内


食事サービスセンター エンジュ 事業のご案内

 献立はすべてカロリー計算し、栄養バランスを考えたお弁当を提供しています。
家庭の味を大切にし、クリスマスメニューなどのお楽しみ献立も盛り込んでいます。


<平成19年(2007年)度事業計画>

(1) 食事サービスセンター エンジュ
  開設から丸10年経つ.昼食,夕食ともほぼ100食調理するに至り,現在の厨房で対応しうる食数の限界に達している.一方でお弁当の利用希望は増え続け,エンジュの食事に対する期待も込められているともいえる.
  地域の方々に必要とされる仕事をメンバーが担っていく環境を整えていくことが,労働支援の重要な1つの要素でもある.
  エンジュの使命を改めて整理し,どう応えていくか,やどかりの里ビジョン検討委員会と連動しながら具体化していきたい.
地域の事業所として
  ・ 地域の方々に向けた食事サービス
  ・ さらなる製造・販売の検討
メンバーの働く場として
  ・ 個々の力量形成のための支援態勢づくり
  ・ 力を試せる仕事場づくり

(2)パソコン教室の開催
  受講生の希望に応じて内容を検討しながら実施していく.


<平成18年(2006年)度事業報告>

1)食事サービスセンターエンジュ事業

 「お弁当利用者の状態調査」の検討課題であった,エンジュの取り組みを発信していくこと,地域における食のサービスのあり方を検討していくことを目指した.また,業務の傍ら,さいたま市に向けた請願活動などに取り組んだ.お弁当利用者の中には請願署名の協力や,やどかりの里の後援会員になる方もいた.この成果は,昨年度より毎月やどかりの里の機関紙をお弁当利用者にも配布するなどの積み重ねが背景にあるのではないだろうか.また,新たな試みとして11月よりブログを開設.少しでも多くの方にエンジュの活動を知ってもらいたいと毎日献立を更新している.どこかでエンジュの献立を活用してもらいたいと願っている.
今年,介護保険法の改正の影響か,地域包括支援センターからのお弁当利用者の紹介が増え,なかでも重度の方が増えてきた.今までヘルパーによって食事提供をされていた方が制限され,介護保険を使っての食事提供ができず,保険外の食事サービスを利用するという背景があるようだ.エンジュとしても代替え食,刻み食,ミキサー食といった対応をし,個別利用者が定着した.
エンジュのお弁当は日頃から,お弁当を届けるだけでなく,安否確認をすることを意識している.ある日のお弁当の配達先で,呼び鈴を鳴らしてもなかなか出てこない.玄関は開いたまま.入ると利用者は玄関先で倒れていた.意識を確認し,配達者は2人がかりで利用者を起こす.すぐエンジュへ連絡をとり,緊急連絡先に連絡をとった.配達者の素早い判断もあり,大事には至らなかった.配達をしていたメンバーは「自分1人ではどうすることもできなかったけど,2人だったからか何とかなった.大変な仕事をしている」と,改めて「責任感のある仕事だ」と実感した.地域における食のサービスのあり方を改めて考えさせられる出来事であった.
常勤職員の育休者があり,一方で食数が伸び多忙を極めたが,新たなメンバーや非常勤を迎え,ぎりぎりの状況の中で,エンジュのチームワークで乗り切った1年となった.

<販売・普及活動>

(1) 地域に向けた食事サービス
・ 個別宅配の充実
1回の提供数100食をコンスタントに行えるようになった.個別利用者についても,日頃より関係を持った方に,エンジュ弁当のよさを知ってもらい,地域包括支援センターを中心に,ヘルパー,区役所の方,お弁当利用者にも紹介をいただけるようになった.結果,昨年度に比べ,個別利用者は18名増の70名の登録者となる.提供数も多いときで1日120食,月2,000食の提供月もあった.現在では,1日平均97食の提供をしている.
・ 昼食弁当利用者との交流
「会食会交流会」を4月1日市民の森で行った.昨年度に引き続き天気もよく暖かい1日ではあったが,お弁当利用者の参加は,1人もいなかった.代わりにエンジュのボランティアの方とその友人,退職者と友人を招いて,総勢28名でにぎやかに行われた.
「エンジュ通信」は今年度も季刊号として年4回発行することができた.通信をより多くの方に見てもらうため,各団体へ配布した.結果,昨年度より連載をスタートさせた「4コマ漫画・エンジュの風景」が,外部団体の方にも共感していただき,エンジュの4コマ漫画を外部通信に掲載予定となる.「ちょっと一息お菓子は……」コーナーでは,掲載直後に注文を頂き,売上貢献となった.また,メンバーの力を借りて通信の表紙を担当してもらった.通信は,カラーとなり,見やすくなったが,昨年度の課題でもあった,利用者参加型の通信を作成することはできなかったのが反省であった.利用者のニーズに合った通信にしていくことが,これからの課題となる.
・ 食を通したネットワークづくり
<さいたま市食事サービス連絡会>
さいたま市食事サービス「つくしんぼ」「ひまわり」「エンジュ」の3団体で構成している連絡会である,今年度も新たな団体参加もなく,3か月に一度の連絡会となる.それぞれの問題は,ボランティアの高齢化や人員不足で,なかなか前進することが困難な1年であった.しかし,自分たちが暮らす地域で何ができるか引き続き情報交換を行っていきたい.

(2)ピアショップ販売
大宮区役所内での販売も月1回の販売となった.販売する物は主に「蒸しパン」お昼前にはすべて完売となった.そして,販売をメンバー2人態勢で行った.職員は品物を運ぶだけであった.しかし,9月で販売を中止した.関わった人たちは,振り返りの話の中で,「楽しかった」「すぐにお金に繋がるところがいい」「またピアショップに参加したい」という声があがった.態勢が整い次第,ピアショップ販売を再開したいと思っている.

2) 労働を支える場として

(1)働きやすい環境づくり
個々のニーズ,力量にあった仕事づくりをし,パソコンの仕事を入れた.数入力,表作成,ラミネート作成,振り返りでは「もっとパソコンを使ってデザインを勉強したい」「ブログ開設はひじょうによかった」「仕事に来るのが楽しみ」と働きやすい場として提供できた.

(2)力を試す仕事場づくり
やどかりの里援護寮から週1回の夕食つくりの依頼を受け,メンバー中心の5名のスキルアップチームで担ってきた.最初は基本から1つずつ作業療法士の下で行った.現在では,メンバーのみで行うようになった.これからの目標として,もっと力量を高め,レパートリーを増やし,食数を増やしていきたい.
<レクレーション>
四季会展見学(8月),日米メンバー交流会ボーリング大会(10月)に参加した.
一泊旅行では,始めてメンバーだけの幹事で行い,伊香保温泉に行った.道中いろんなことがおき,印象に残る旅行となった.参加費の半分を福利厚生の一環として補助した.
3月には,1年の疲れをとるために,福利厚生で入浴料を補助し,日帰り温泉に行った.

3)サークル活動

<パソコン教室の開催>
パソコン教室を毎週金曜日に開催した.昨年に引き続き,(財)いきいき埼玉いきがい大学のパソコンクラブOBの新保多氏に来ていただいた.今年度の参加者の傾向として,引き続き参加する方や,一般就労につなげるために参加する方もいた.(金子 猛)