やどかりの里通所授産施設

活動紹介
<作業活動>
やどかりの里通 所授産施設利用のご案内
食事サービスセンター エンジュ 事業のご案内
献立はすべてカロリー計算し、栄養バランスを考えたお弁当を提供しています。
家庭の味を大切にし、クリスマスメニューなどのお楽しみ献立も盛り込んでいます。
<平成21年(2009年)度事業計画>
1)通所授産施設 やどかりの里授産施設
(1)食事サービスセンターエンジュ事業
働くメンバーが力をつけ,調理や菓子づくり,パソコンを使った業務に携わるメンバーも増えてきました.一方,地域の人たちからの食のニーズも多様になってきています.事業移行も控え大きな転換期にきており,情勢を学習しながら話し合いを積み上げ,次なる展開への基盤固めを行います.
@ 新たな事業展開に向けた青写真づくり
地域の食のニーズに応えつつ,障害のある人の働きやすい職場づくりの拡大を,2011年度中の新体系移行に重ねて実現していきます.そのために今年度は,中川将来構想プロジェクトに参加し,具体的な計画づくりを行います.
A 事業の拡大
夕食事業を拡大し,菓子製造を増やし,ピアショップ販売等に取り組みます.
B 委員会活動
事業活動を進めていくために,エンジュの今後を考える検討会,食事サービス連絡会,ピアショップ販売,夕食つくり隊,エンジュ通信,ミニ講座,一泊旅行, 地域活動の8つの委員会,担当チームを組織して取り組みます.
C 個々の力量形成に向けて
全体ミーティングなどで情報の共有や学習を進めます.業務遂行の面では必要に応じて業務マニュアルなどのツールの活用を図ります.
(2)パソコン教室の開催
外部講師をお招きして,毎週金曜日,13時半〜16時に開催します.
<平成20年(2008年)度事業報告>
1.やどかりの里授産施設
1)食事サービスセンターエンジュ事業
今年度も@ 個々の働くスタイルを尊重したシフト調整,A 話し合いや学び合いを基盤とした職場づくり,B 各活動や食事サービス事業を無理なく展開するための態勢づくり,を目指し取り組んだ.
自立支援法の学習や運動に引き続き力を入れ,研修会や署名活動等に取り組んだ.
1月には振返りを行った.
「仕事内容が増えて,洗濯物は大変.でも,健康に気をつけて頑張りたい」
「四十肩となりお休みして,みんなに迷惑をかけたかな」
「入って4か月,いろいろ覚えることがある.とにかく頑張っていきたい」
「すごく楽しい1年だった.バザーではやきそばを販売した」
「バザーでは,売り子の出番がなく残念だった」
「フットサルという新しいストレス発散法とめぐり逢えた」
「仕事することが生きることだとわかってきた.体調と相談しながら仕事をして,生活リズムを整える.人生の張りを感じ,前向きになれる」
「仕事で自信をなくしてきている.辞めてしまおうかなと思った.是非,若い人に仕事を覚えていただきたい.スローでも着実に仕事をこなすのがエンジュ」
「まごころの夕食計算や受付仕事にも挑戦した.来年度は10時出勤できるようにしたい」 「入った当初は,休みがちだった.今の目標は休まず来ること」
「何人かの実習生の配達同行をしていくうちに話せるようになってきた.今の配達コースは元気な方が多く,安心して配達できる.お金を扱う事務仕事を任され,責任がある」
「月に2〜3度エンジュに来ても仕事をしないで帰ってしまっていた.来年度こそ,自己管理をして,仕事をする日は休まない」
「昼の受付仕事をやるようになったが,印刷仕事には少々不安が今でも残る.今年は,生活支援の担当者と相談して,『1人暮らしをしながら働く』を目標にした.食費を減らすために,エンジュ弁当の注文をやめた.自転車で事故をして1週間休んだが,エンジュはクビにならなくいいところだ」
4月から新しく栄養士を迎え,新規利用のメンバーも多く迎え入れた.
(1) 地域に向けた食事サービス
<お弁当(昼食)の利用状況>
年々,増加してきた弁当利用者ではあるが,12名減の登録となった.長年お弁当を利用していた利用者が,施設入所をするため休止したケースが大半を占めた.また,新規利用の特徴として,複数の地域包括支援センターからの紹介も頂いたが,お弁当利用者からの紹介も多かった.しかし,継続利用には繋がらず,単発的な注文となった.食事の個別対応も年々増え続け,アレルギー食品への代替対応だけでなく,カロリー制限や塩分調整など複雑となってきた.
<夕食の状況>
お盆期間にまごころ弁当を注文している方への夕食づくりを行った.
水曜日の援護寮の夕食づくりは,メンバー中心のスキルアップチームで担った.今年度からスキルアップに参加したメンバーが,自宅でご飯を炊くようになるなど,個々の調理に対する動機づけにもつながってきている.
<配食ネットワーク見沼>
昨年同様3か月に1度開催した.今年度より,市社会福祉協議会の協力により,見沼区役所内で開催できるようになり,地域住民に活動を知ってもらえる機会が増えた.以前より課題であった「自分たちが暮らす地域で何ができるか」の一歩となった.これからもこのネットワークを広げていき地域を支えていきたい.
(2) 障害のある人の働く場として
<働きやすい環境づくり>
お弁当づくりおいては厨房仕事というイメージが多いが,高齢による体力の低下や労働経験が少ないために,厨房以外の仕事でエンジュを利用したいというメンバーも出てきた.そこで,事務専属仕事を設け,短時間の電話受付の仕事を提案した.社会経験の少なかったメンバーも,任された仕事があることは自信につながり,継続して働けるようになった.
また,エンジュOBにボランティアを依頼し,仕事の伴走をしてもらった.職員ばかりが伴走するのでなく,得意とする分野ではメンバーにも協力してもらうことで,仕事の幅を広げることができた.
新たな試みとして,養護学校の生徒の実習の場として提供したり,地域活動支援センターより,夕食請求業務を引き受けた.
<エンジュ通信>
季刊号として4回発行の達成.編集委員からは,「満足するものができた」「通信の評価が気になる」とでていた.外部からの声では「表紙がいいですね」とお褒めのお言葉を頂いた.
<レクレーション・講座・研修>
ミニレク委員による企画では,9月に暑気払い,10月にエンジュのボランティア活動中に事故に合い,退院をしたばかりの澤田さんを囲んでの快気祝い,12月には忘年会を開催した.すべて,ミニレク委員による手づくりの会となった.
12月,コピー機の使い方講座を開き,10名の参加があった.
1月10〜11日鬼怒川温泉への一泊旅行,11名の参加があり,新しいメンバーとの交流を深めた旅行となった.
2月4日(株)ロッテ浦和工場見学,15名の参加.大企業による厳しい衛生管理と人材育成を学び「パイの実」「コアラのマーチ」を試食して帰ってきた.
<自立支援移行に伴う青写真づくり>
事業移行に向けて,実質的な検討をするため,自立支援法の学習会を4回開催した.資料を皆で読み合わせし,一字一句を確認していった.わからないことに関しては,それぞれが持っている情報を出し合い,それでもわからないことは調べ直し,全員が理解していけるような学習会を心がけた.
働くメンバーも増え,現在の厨房では手狭となり,厨房改装を視野に入れ,厨房の動線を考えるため杉戸町立給食センターへ見学にいった.
援護寮・ホームヘルプとも・グループホーム・総務・授産施設と合同で施設設備に関する将来構想についての話し合いを始め,青写真づくりの第1歩を踏み出した.
<新規利用希望者>
エンジュで働きたいという希望で,継続利用につながった方は10名.年齢層は幅広で,20代前半から50代後半であった.
2)パソコン教室の開催
毎週金曜日の13時30分から16時まで開催.(財)いきいき埼玉いきがい大学パソコンクラブOB新保多氏に来ていただき,マンツーマンに近い形で教えていただいた.
3)次年度の課題
事業移行の青写真作成と働きたい人の多様化とメンバーの高齢化をバランスよく支え,メンバーの力を借りつつ,仕事おこしをしていくことである. (金子 猛)