エンジュ
(就労継続支援B型事業、就労移行支援事業)

活動紹介
<作業活動>
やどかりの里通 所授産施設利用のご案内
食事サービスセンター エンジュ 事業のご案内
献立はすべてカロリー計算し、栄養バランスを考えたお弁当を提供しています。
家庭の味を大切にし、クリスマスメニューなどのお楽しみ献立も盛り込んでいます。
<平成23年(2011年)度事業計画>
1)やどかりの里授産施設
社会福祉施設等整備費補助決定後,入札,8月に着工,3月に移転・事業移行の予定である.移転後の事業展開を見据え,個々の力が発揮できるよう業務態勢を整えていく.
(1)移転,資金獲得の取り組み
新築・移転にかかる費用は約2億1,000万円,整備費補助金約1億5,700万円,長期借入金約3,000万円,援護寮の改築費用を合わせて2,700万円の資金調達が必要である.エンジュ・援護寮拡張推進委員会と連動し,資金獲得に取り組む.
(2)事業移行に向けて
3月に就労移行支援事業と就労継続支援B型事業の多機能型に移行予定である.応益負担や利用条件の矛盾を十分に話し合いながら申請手続きなどの準備を進めていく.
(3)昼食・夕食事業の拡大
昨年度末に起きた震災により停電,食材確保等の影響が見込まれる.これらに対応しつつ,食事のニーズ調査,営業活動を計画的に行い,エンジュ弁当事業の浸透を図る.昼食・夕食とも1日平均120食の提供をめざす.
(4)パソコン教室の開催
外部講師をお招きして毎週金曜日,13時半〜16時に開催する.
<平成22年(2010年)度事業報告>
1.やどかりの里授産施設
今年度は,@ 移転・新築に向けた取り組み,A 昼食・夕食事業の拡大,B 個々の力量形成,C パソコン教室の開催を事業計画として挙げ,活動に取り組んできた.
さいたま市の清水市長のマニフェストで謳われていた配食サービスの拡充が実現し,6月から市の宅配食事サービス事業の実施日が1日増えた.これに伴い,昼・夕食ともに週5日の毎日型の食事サービスが提供できた.
12月から,埼玉県経営アドバイザーによる経営指導・支援事業を活用した.他に国会行動,中川自治会館祭り,五反田会館祭りなどに参加し運動,地域交流にも努めた.新しく働くメンバー15名を迎え,チームワークで大きな事故もなく取り組んできた.
1)移転・新築に向けた取り組み
社会福祉施設等施設整備費補助申請に向け,市と協議しながら書類整備,申請を行った.また,エンジュ・援護寮拡張推進委員会と連動し,資金獲得などの取り組みを行った.
7月には隣地地権者宅を訪問し施設建設について説明,同意をいただいた.また,南中野住民説明会を開催し賛同を得た.
12月に,ミーティングへの参加が少ないメンバーにも呼びかけ「メンバーによるメンバーのための緊急ミーティング」を開催した.移転・新築・資金集めなど,今後の活動展開への方向性を見出した.
1月に,施設建設予定地半径100mの住民を対象に近隣住民説明会開催.7名の参加があり,住民側から騒音・臭気・ゴミの問題や信号機設置の提案などをいただいた.
2月からは,援護寮と合同で法人内の各事業所を訪問し,資金づくりのための協力依頼と応援態勢を整え始めた.
3月には,建築審査会に向けた公聴会が開かれた.
また,さいたま市障害者就労訓練設備等整備事業費補助を受けて,IH鍋,就労移行支援のためのパソコンなどを購入した.
2)地域に向けた食事サービス
(1)昼食事業
今年度は,1日平均100食を目指したが,結果1日平均89.8食となった.減食の理由として,大手企業参入と気温の変化による利用者の食欲減退や施設入所であった.営業活動について検討したものの,バザー時期と合わせてチラシ配りをするにとどまった.
利用を始める人の中には,本人や家族がホームページで知って,という人が増えてきた.インターネットも1つの宣伝手段になってきた.
月ごとに減食している昼食事業の危機を感じたメンバーが,ミーティングで「弁当を作る人が食べないと他の人に勧めることができない.できるかぎりエンジュ弁当を食べましょう」と訴えがあり,近隣の仲間や生活支援センターの仲間に声をかけるなど,独自で営業を始めるメンバーも現れて,徐々に食数を戻し始めてきた.
7月にお弁当利用者に嗜好アンケートを行い,食事サービス事業に関する意見を聴いた.2月に再度利用者アンケートを行い,これからの昼食事業拡大展開へのツールをそろえ始めた.具体的には,アンケートからエンジュの今後の方向性を導き出し,見沼区の町別人口リストから高齢者層を絞り込み,新たな利用者獲得を目指すなど,昼食事業拡大に向けた準備を進め始めた1年であった.
(2)夕食事業
1998(平成10)年から市の高齢者向け宅配事業(旧大宮市片柳地区の一部)を受託し,現在,さいたま市在宅高齢者等宅配食事サービス事業の見沼区・大宮区・緑区の一部を受託している.6月から実施日が1日増えたことに伴い,やどかりの里の食事支援業務も増やし,1日平均100食を超える毎日型夕食事業となった.個別宅配は3件だが,いずれも食事制限等のある人で丁寧な食事支援をしてきた.
(3)製菓販売
ピアショップ大宮で14回販売した.商品もメンバーだけで作れるようになり,販売もいろいろな人が交代で行い,軌道に乗ってきた.また,看護学校や地元の保育園からの注文を受けるなど,地域との関わりを得た製菓販売となった.
(4)配食ネットワーク見沼への参加
見沼区内の配食ボランティア団体とさいたま市西部圏域地区の地域包括支援センター,さいたま市社会福祉協議会見沼区事務所で3か月に1回,ネットワーク会議を開催した.地域に住む高齢者の状況と各活動報告の場となっている.地域包括支援センターから最近の高齢者傾向として,3食を希望される方や糖尿食などの特別食の必要な方が増えてきていると議題が出された.エンジュとしても弁当利用者との関わりの中で,見守りの仕方など見えてきた課題を発言した.
3)障害のある人の労働を支える場として
(1)働きやすい環境づくり
新しいメンバーも15名増え,登録者40名.うち5名が長期休みである.ベテランメンバーが他の業務でお休みする中,新しいメンバーと中堅メンバーとのチームワークで事業を支えてきた.
1年の振り返りでは,
「委員会活動ができないほど忙しかった」
「資金集め,緊急ミーティングから,カンパしてくれたり,弁当を取ってくれたり助かった.励みになった」
「エンジュの仕事で食器洗いが好き.自信がある仕事です」
「仕事のミスを無くしたい」
「欠勤が多く,体調管理ができなかった」
「辛い時もあったが,新しい仕事(配達)にチャレンジをして,仕事を休まないようになった」
「働きながら体調管理が出来た1年だった」
「外部の活動に力を入れすぎ、エンジュがおろそかになってしまった」
「1年目で新しいことの連続で必死だった」 「旅行に行けなかったのが残念だった」
「朝起きるのが辛いけど,なるべく休まず働けた」
など,語られた.
(2)エンジュ通信
年4回発行を続けてきたエンジュ通信であったが,今年度は1回の発行となった.日々の業務に追われ,通信委員会を開催することができず,悔いが残る1年となった.来年度に向けて,委員会を再結成し,年4回の情報提供を行いたい.
(3)全体ミーティング
6月より毎週金曜日16時30分より開催した.夕方の時間帯のため,参加人数は減少してしまった. そこで,定例のミーティングの他に,月1回,日中に開催する拡大ミーティングを開催することにした.厨房が稼動している時間帯だが,定例ミーティングに参加しているメンバーが厨房の仕事を担うことで,実現できた.新しく利用を始めたメンバーも,行政の動きやエンジュの進捗状況などの情報を共有できる大事な時間となった.参加した人からは,自身の働きとエンジュの活動が照らし合わせることができるようになったという意見もきかれた.
4)パソコン教室の開催
毎週金曜日に開催(全36回).(財)いきいき埼玉いきがい大学パソコンクラブOB新保多氏に来ていただき,マンツーマンに近い形で教えていただいた.